みずがめ座δ南流星群の活動がピークに 明後日にかけ観測チャンス

2024年7月29日(月)6時30分 ウェザーニュース

2024/07/29 06:58 ウェザーニュース

今日7月29日から3日間程度、みずがめ座δ(デルタ)南流星群が活動のピークを迎えます。
観測に適した時間帯は、放射点が高く昇る深夜〜未明にかけて。さほど多くの数が見られる流星群ではありませんが、夏休みの夜空を楽しんでみてはいかがでしょうか。

みずがめ座δ南流星群の特徴

みずがめ座δ南流星群は、毎年7月中旬から8月中旬頃に活動し、活動のピークがなだらかな流星群です。ピークとなる7月末の数日間は、どの日も同数程度の流星の出現が期待できます。天気やご都合に合わせて空を見上げてみてください。
またこの時期には、みずがめ座付近を放射点とする複数の流星群や、やぎ座α流星群の活動もピークとなるほか、来月中旬にピークを迎えるペルセウス座流星群(三大流星群のひとつ)も活動が始まっています。夏休みの時期と相まって、星空観測が楽しい時期といえそうです。

条件が良い所では1時間に10個ほど流れる可能性

みずがめ座δ南流星群の放射点は夜20時すぎに東の空に昇ってきて、その頃から流星が流れ始めます。放射点が高く昇る深夜ほど流星は流れやすくなります。一方で、流星は放射点付近だけでなく全天に流れますので、広く空を眺めるようにしましょう。
今年のピーク時期は、夜半頃に半月が東の空から昇ってきます。月明かりの影響を受けると流れ星が見づらくなるため、月は視界に入れない方が良さそうです。月の昇る時刻は一晩ごとに遅くなります。
アストロアーツ社によると、他の流星群の流れ星も合わせると、周囲が暗く条件の良いところでは1時間に10個程度の流星の出現が期待出来るとのことです。

気になる天気は

今日29日(月)夜は関東〜西日本の広範囲で天体観測に適した空模様となりそうです。北日本や北陸は雲が多めです。
明日30日(火)夜は東日本や西日本の太平洋側で晴れる所がありますが、比較的雲は多めです。
明後日31日(水)夜は関東・東海・西日本の各地や北海道で星空が見える天気となりそうです。

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