7月の感染者、21都府県で1〜6月の総数上回る 鹿児島21.9倍 宮崎7.3倍

8月1日(土)20時18分 毎日新聞

クラスターが発生した飲食店の周辺は日中も人通りがほとんどなくなった=浜松市中区で、太田圭介撮影

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 7月に確認された新型コロナウイルスの感染者数を毎日新聞が集計したところ、21都府県で1〜6月までの合計を上回った。東京は6466人で6月末までの6225人を超え、大阪は2224人となり6月末までの1・2倍を記録した。愛知は1277人で2・5倍だった。都市部だけでなく、沖縄などクラスター(感染者集団)が発生した地方での急増も目立った。


 感染者数が6月末までの合計を上回ったのは他に埼玉、福岡、京都、沖縄、鹿児島、岐阜、奈良、熊本など。伸び率が高かったのは、0人から3人となった岩手のほか▽鹿児島21・9倍(11人→241人)▽宮崎7・3倍(17人→124人)▽鳥取4倍(3人→12人)▽長崎3・4倍(17人→57人)——などで地方が大半を占めた。


 7月だけで感染者が1000人を超えたのは東京、大阪、愛知のほかは埼玉と福岡の2県。埼玉は6月末までとほぼ同数の1181人の感染を確認し、福岡は6月末の843人の1・3倍となる1076人が感染した。


 地方で急増したケースでは、大半でクラスターが発生していた。


 鹿児島は7月上旬に鹿児島市のショーパブでクラスターが起き、店に関連する感染者が100人を超えた。7月の県内感染者は241人となった。


 沖縄でも那覇市の飲食店でクラスターが発生。6月末までの感染者は142人だったが、7月だけで1・8倍となる253人を確認した。静岡も6月末までは80人だったが、7月に浜松市の繁華街でクラスターが起き、2・4倍の192人の感染者がでた。


 神奈川、千葉、兵庫はそれぞれ983人、689人、514人の感染が確認されたが、6月末までの合計よりも下回った。


 また、7月末に1日の感染者が過去最多を更新したところは多い。7月までの1日当たりの最多人数は東京463人(31日)、大阪221人(29日)、愛知193人(31日)、福岡170人(同)。京都や兵庫、岐阜でも大阪や愛知に連動するような形で1日の感染者数が過去最多を更新した。


 一方、6月末までと比較して急減していたのは▽富山(227人→11人)▽石川(300人→21人)▽高知(74人→6人)などで、1道16県で50%以上減っていた。【島田信幸】


 ◇7月の感染者が6月末までの合計を上回った21都府県


 ①7月の感染者②6月末までの感染者③倍率


東京①6466人②6225人③1・04


大阪①2224人②1833人③1・21


愛知①1277人②521人③2・45


埼玉①1181人②1128人③1・05


福岡①1076人②843人③1・28


京都①406人②381人③1・07


沖縄①253人②142人③1・78


鹿児島①241人②11人③21・91


静岡①192人②80人③2・40


岐阜①175人②156人③1・12


奈良①142人②87人③1・63


熊本①142人②48人③2・96


宮崎①124人②17人③7・29


栃木①116人②79人③1・47


和歌山①86人②64人③1・34


長崎①57人②17人③3・35


三重①55人②44人③1・25


岡山①53人②25人③2・12


徳島①19人②6人③3・17


鳥取①12人②3人③4・00


岩手①3人②0人③—

毎日新聞

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