猫カフェMOCHA「パルボウイルス感染」を認め謝罪 感染発覚も即営業停止せず

2018年8月3日(金)10時35分 BIGLOBEニュース編集部

画像は「猫カフェ MOCHA」ホームページのスクリーンショット

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猫の体調に深刻なトラブルが発生したとして臨時休業している「猫カフェ MOCHA 立川店」の運営会社・ケイアイコーポレーションが3日、一部の猫が「猫パルボウイルス感染」したことを認め謝罪文を公開した。また、関東全店舗についても同日から臨時休業し、感染の有無について全頭検査を実施するとしている。


ケイアイコーポレーションは、「猫カフェ MOCHA」のホームページに謝罪文を公開。立川店の猫が「猫パルボウイルス」に感染し8月1日までに5匹が死亡したことを明らかにした。同店は1日から臨時休業しているが、猫2匹に体調異変が生じ、病院の検査で陽性と診断されたのは7月26日であったことから、「2匹の感染が発覚した時点で営業を即時停止せず、洗浄を徹底すること等で営業を継続したことにより、皆様にご迷惑やご心配をおかけしてしまったことは、当社の判断ミスであったと深く反省しております」と謝罪。最近同店を利用した客に対して、飼い猫に「少しでも異変等があれば獣医師の診断」を受けるよう呼びかけ、猫が感染していた場合は「責任をもって治療費を負担」するとしている。問合せ先はメールアドレス(tachikawa_info@kxp.com)となる。


現時点で立川店では、死亡した5匹以外に陽性と診断された猫はいないが、ウイルスの潜伏期間も考慮し8月8日を目途に感染の有無を全頭検査する。また、他の店舗への影響については、猫を移動させたことはないとして「感染したおそれはないものと考えている」と説明。しかし、「お客様のご心配も」との考えから関東全店舗についても8月3日から臨時休業とし、順次、感染の有無を全頭検査する。営業再開については、全頭の安全が確認できた店舗から開始するとしている。


今回の問題については、店が告知を出す前からネット上で「店で働いているという人が発信した「猫パルボウイルス」が蔓延し「この4日間で4匹も死んだ」という情報が拡散。他の従業員・元従業員という人からも同様の指摘が相次ぎ、飼っている猫の妹が実際に死んだとの告発も出ていた。

BIGLOBEニュース編集部 BIGLOBEニュース編集部RSS

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