強い台風8号 まもなく宮崎上陸へ 宮崎空港で最大瞬間風速29.8m/s観測

2019年8月6日(火)4時0分 ウェザーニュース


2019/08/06 03:58 ウェザーニュース

8月6日(火)3時現在、強い台風8号(フランシスコ)は宮崎県沖を西北西に進んでいます。
宮崎県と鹿児島県の一部が風速25m/s以上の風が吹く暴風域に入ています。宮崎空港では2時49分に29.8m/sの最大瞬間風速を観測しました。
台風は数時間以内に宮崎県に上陸する見込みです。大雨や暴風による被害に警戒してください。
▼台風8号 8月6日(火)4時 推定
 存在地域   宮崎市の東約30km
 大きさ階級  //
 強さ階級   強い
 移動     西北西 20 km/h
 中心気圧   970 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s

急速に強まる風雨に警戒

風の観測状況

九州では、30m/sを超えるような暴風が吹き荒れ、活発な雨雲の通過時には猛烈な雨が降るおそれがあります。暴風による被害や、大雨による河川の増水、浸水等に警戒してください。
また、台風8号は大きさが小さくまとまっているため、この先の進路に近い所では急速に雨や風が強まり、荒れた天気となることが予想されます。急速に強まる風雨に警戒してください。

荒れた天気のピーク

九州南部の強い風雨のピークは今日6日(火)未明から朝にかけてと予想されます。九州北部でも朝から昼頃には風雨が強まります。
台風や湿った空気の影響で、九州だけでなく四国の太平洋側を含む広範囲で、総雨量が200mmから300mm程度の大雨のおそれがあるため、土砂災害等にも警戒してください。
また、海上は大しけとなりますので、沿岸部では高波や高潮にも警戒してください。

週後半は北日本に影響か

九州を通過後は朝鮮半島付近に進み、進路を北東向きに変えたあと、日本海で熱帯低気圧か温帯低気圧に変わる予想です。
この低気圧の影響はまだ不明確ですが、週後半に北日本に雨を降らせる可能性があります。念のため今後の情報に注意してください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風8号のフランシスコ(Francisco)は、アメリカが提案した名称で、男性の名前からきています。


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