関東 夜は暴風雨 朝にかけて交通に影響大

2018年8月8日(水)16時35分 tenki.jp

関東はきょう8日夜遅くなるほど雨が強まり広く土砂降りに。あす9日昼頃にかけて滝のような雨も。今夜遅くなると暴風域に入る所もあり、あすの朝にかけて広い範囲で交通機関が乱れる恐れがあります。

雨の影響

強い台風13号は暴風域を伴ったまま、きょう8日夜遅くから、あす9日昼前にかけて関東地方にかなり接近、上陸する恐れがあります。関東地方は台風の接近に伴い、夜遅くなるほど雨も風も強まり、大荒れの天気に。夜は台風本体の活発な雨雲がかかりはじめ、あちらこちらで土砂降りの雨となるでしょう。非常に激しい雨の降る所もありそうです。非常に激しい雨とは、滝のようにゴーゴーと降り続く雨で、水しぶきで辺り一面が真っ白になってしまいます。視界が悪くなるうえに、道路が冠水することも考えられ、車の運転は危険です。都市部でも地下施設に水が流れ込んだり、アンダーパスなど低い場所を通る道路は水がたまったりするかもしれません。千葉県では局地的に1時間に80ミリの猛烈な雨が予想されます。川の水かさが一気に増えて、水が溢れる恐れもあります。
雨のピークが、暗い時間にあたりますので、ハザードマップなどを確認し、危険地域にお住まいの方は明るいうちに避難しておきましょう。

風の影響

台風は強い勢力を保って、暴風域を伴ったまま近づくため、夕方以降、さらに風が強まります。千葉県では夜遅くなると暴風域に入る所があり、あすに日付が替わる頃から明け方は東京都内や神奈川県でも東京湾周辺を中心に暴風が吹き荒れるでしょう。茨城県ではあす昼ごろにかけて暴風となりそうです。屋外では物が飛んできたり、木の枝が折れたりするでしょう。看板は落下、破損の恐れがあります。風は強弱があって、扉が急に閉まることも考えられますので、建物への出入りの際は指などを挟まないよう、お気をつけください。

波の影響

あすにかけて予想される波の高さは千葉県の太平洋側と茨城県で10メートルと、猛烈にしけるでしょう。船舶や沿岸施設では重大な災害の恐れがあります。また、一年の中でも潮位が高い時期ですので、高潮にも警戒が必要です。海岸付近にはむやみに近づかないでください。

影響いつまで

今夜からあすの朝にかけては広い範囲で交通機関が乱れる恐れがあります。沿岸部ではあすの午後も影響が残りそうです。不要不急の外出は控えた方がよいでしょう。今後も最新の台風情報や自治体からの情報をこまめに確認してください。

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