台風14号 週末に沖縄・奄美へ接近 帰省や旅行など影響注意
2018年8月9日(木)5時10分 ウェザーニュース
2018/08/09 05:15 ウェザーニュース
台風14号は9日(木)3時現在、日本の南の海上にあり、北東に時速10kmで進んでいます。中心気圧は994hPa、中心付近の最大風速は18m/sで、勢力はほとんど変わっていません。
▼台風14号 9日(木) 3時現在
存在地域 日本の南
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北東 10 km/h
中心気圧 994 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
お盆期間の帰省・旅行に影響か
台風の進路にあたる海域の海面水温は高いものの、周辺の風の流れが台風の発達に適していないため、このあとも勢力は強まらず、暴風域を伴うことはなさそうです。
10日(金)にかけては北よりにゆっくり進み、その後は北西に進路をかえて、11日(土)から12日(日)には沖縄や奄美に接近する恐れがあります。
勢力が強くないとはいえ、台風周辺では雨、風が強まり、飛行機や船の運航に影響する可能性があります。沖縄、奄美方面に移動を予定されている方は、最新の気象情報、交通情報をご確認ください。
また、沿岸では波が高い状態が続くため、マリンレジャーは控えたほうがよさそうです。
台風の名前「ヤギ」
ヤギ(Yagi)は、日本が提案した名称で、やぎ座が由来です。
台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。