「運動会練習では水分補給禁止」「誰かが死んだら中止」 つくば市の中学校にまつわるデマ拡散、市が否定
2018年8月10日(金)14時28分 BIGLOBEニュース編集部
茨城県つくば市は、市内の中学校の運動会練習では水分補給を禁止しているとの情報がSNSで拡散しているとして、「そのような事実はありません」と否定した。
Twitterに投稿された内容は、「つくば市の某中学校、運動会練習で水飲むの禁止らしくて、誰かが倒れて緊急搬送されたら練習延期に、誰かが死んだら運動会中止になるらしい 教室もエアコンなし35度越えらしいけど、水を飲ませるのは(学校的に)カッコ悪いから禁止してるらしい」というもの。推量表現を多く用いた不確かな情報だが、学校の対応を批判する声などが寄せられ拡散した。投稿は既に削除されている。
これを受けてつくば市は、「そのような事実はありません」と否定。各学校で水分補給や体調管理などの熱中症予防に注意を払って指導していることを確認したとしている。また、「カッコ悪いから禁止している」との内容も事実とは異なると否定した。つくば市は、「いかなる場合であろうとも、大切な生徒の命と健康を第一として考えています」と説明している。
【お知らせ】「つくば市の某中学校の運動会練習では水分の補給を禁止している」との投稿が拡散していますが、そのような事実はありません。市内学校に事実確認を行い、水分補給や体調管理など熱中症予防に細心の注意を払って指導していることが確認されました。(続く)
— つくば市 公式 (@tsukubais) 2018年8月9日
(続き)「水を飲ませるのは(学校的に)カッコ悪いから禁止している」との投稿も事実とは異なります。また、施設環境の改善に向けて、全普通教室へのエアコン設置を現在進めています。つくば市は、いかなる場合であろうとも、大切な生徒の命と健康を第一として考えています。
— つくば市 公式 (@tsukubais) 2018年8月9日