大型の台風10号 15日頃、強い勢力で西日本に上陸のおそれ

8月11日(日)10時30分 ウェザーニュース


2019/08/11 10:16 ウェザーニュース

11日(日)9時現在、大型で強い勢力の台風10号(クローサ)は、小笠原近海でほとんど停滞しています。

台風10号は北西に進んで、やや発達しながら西日本に接近し、15日(木)頃に強い勢力で上陸する可能性が高まっています。お盆のUターンラッシュに大きな影響が出る可能性があるため、随時最新の情報を確認してください。

▼台風10号 8月11日(日) 9時
 存在地域   父島の南南西約480km
 大きさ階級  大型
 強さ階級   強い
 移動     ほとんど停滞
 中心気圧   965 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s

一旦勢力を落とすも、再び発達か

衛星画像

台風10号は「非常に強い」勢力だった一昨日の9日(金)頃と比べると、現在はやや勢力を落としています。

衛星画像を見ると、中心付近には明るく白い雲の密度が少ないことから、発達した積乱雲が少なくなっていることがわかります。長期間同じ海域に停滞していたことで海面水温が下がり、台風へのエネルギー供給が少なくなっているものとみられます。

しかし、この先は海水温の高い地域を通過することで少し発達し、強い勢力のまま日本へ上陸するおそれがあります。

西日本を中心に、大雨や暴風に警戒

台風の接近前から通過中にかけて、西日本の太平洋側ではまとまった雨が降り、四国の山沿いや九州南部、紀伊半島南部などで大雨となる可能性が高まっています。追い所では総雨量が500mmを超えるおそれがあり、土砂災害や洪水等の危険性が高まります。

台風の接近時には風も強まり、30m/sを超えるような非常に強い風が吹くおそれがあります。暴風に警戒してください。

このため、交通機関にも影響が出るおそれがあります。お盆のUターンラッシュと重なる可能性があるため、随時最新の情報を確認して予定をご調整ください。

海辺のレジャーや磯釣りは高波に要注意

波高の予想

東日本や西日本の太平洋では、既にうねりを伴って波が高くなっています。

お盆で海に出かける方も多いかと思いますが、海上で普段より波が高くなるだけでなく、数十分に一度程度の頻度で非常に大きな波が押し寄せて、砂浜や岩場などにいても波にさらわれるおそれがあります。海水浴や磯釣りなど海のレジャーには十分注意が必要です。

小笠原諸島では台風10号の影響で大しけとなっています。大変危険ですので、海には決して近づかないでください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風10号のクローサ(Krosa)は、カンボジアが提案した名称で「鶴」のことです。


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