北海道や西日本で局地的に強い雨 台風5号から変わった低気圧と湿った空気の影響

2020年8月11日(火)14時30分 ウェザーニュース


2020/08/11 14:33 ウェザーニュース

台風5号から変わった低気圧が近づいている北海道は、道北を中心に雨が降り出しています。湿った空気の影響を受けている九州など西日本も所々で強い雨です。

北海道は局地的な強い雨と強風

北海道の道北は午後になって本降りの雨になっています。14時20分までの1時間に礼文町で8.0mm、稚内市では5.5mmの雨を観測しました。雨のピークは夕方から夜にかけてで、局地的には1時間に30mmを超えるような激しい雨の降るおそれがあります。
台風4号から変わった低気圧ほどの大雨にはならないものの、一時的な道路冠水や不安定な斜面が崩れる危険性はあるため、念のため警戒をしてください。14時現在、稚内市や利尻島、礼文島には大雨警報が出ています。
また、低気圧の周辺では風が強く、江差町では最大瞬間風速23.3m/sを観測。日本海沿岸を中心に強風にも注意が必要です。

西日本から北陸は局地的な強い雨に注意

雨雲レーダー

太平洋高気圧の縁を周るように湿った空気が流れ込んでいる、九州など西日本でも所々で雨雲が発達しています。14時20分までの1時間には長崎県対馬市・厳原で20.5mm、岡山県鏡野町・富で21.0mmの強い雨を観測しました。
こちらも夕方にかけて局地的に1時間30mm以上の激しい雨が降る見込みです。夜になると北陸まで活発な雨雲が拡大する可能性もありますので、今後の雨の状況に注意が必要です。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)


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