神奈川県など4県に熱中症警戒アラート 熱中症対策を

2021年8月11日(水)7時15分 ウェザーニュース

2021/08/11 07:21 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、今日8月11日(水)を対象とした熱中症警戒アラートを、神奈川県、三重県、和歌山県、沖縄県の八重山地方に発表しました。
発表がされているエリアでは、特に厳しい蒸し暑さとなるため、こまめな塩分・水分補給はもちろん、室内でも無理せずにエアコンを使用するなど、熱中症予防を万全に行ってください。

昨日よりやや暑さ落ち着くも、熱中症対策を万全に

今日はフェーン現象が起こらないため、昨日ほどの危険な暑さが広いエリアで続くことはありませんが、猛暑日となるところがあります。
熱中症警戒アラートの発表があったところでは、湿度も高く厳しい蒸し暑さとなります。暑さ指数(WBGT)が上がり、熱中症の危険性が非常に高くなるところがあるので、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、これまでの高温注意情報を置き換えるものです。
昨年は関東甲信の1都8県を対象に熱中症警戒アラート(試行)として運用されていましたが、今年から全国で本運用が始まりました。

暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。
熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。
環境省と気象庁は今年から一部地域で、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。

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