<西日本豪雨>ボランティアに「摂る・涼む・休む」呼びかけ

8月12日(日)17時27分 毎日新聞

猛暑の中で活動するボランティアに、「塩あめや飲料を十分取ってください」と呼び掛けるスタッフ=岡山県総社市総合福祉センター、中尾卓司撮影

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 西日本豪雨災害の被災地では、被災者の生活再建に向けて、ボランティアが活躍している。水没した家具の運び出し、土砂や泥の撤去といった後片付けの作業に従事しているが、その活動を阻むのが連日、気温35度を超える異例の猛暑だ。熱中症対策は大きなテーマで、各自治体の災害ボランティアセンターは「無理は禁物です」と呼び掛けている。


 岡山県総社市災害ボランティアセンターの受付では、社会福祉協議会の職員が、ボランティアに塩あめや飲料を渡し、「しっかり休憩を取ってください」と声を掛ける。作業を終えたボランティアには、スイカやアイスクリームを配っていた。


 各ボランティアセンターは、熱中症対策として2リットルの飲料を用意して水分と塩分を十分に補給すること▽20分間作業した後、10分間休むといった具合に、頻繁に休憩すること▽決して無理をしないこと−−を周知。心構えとして「摂(と)る・涼む・休む」を掲げている。


 汗をかいて体内から水分とナトリウムなど電解質が失われると、脱水症状を起こし、立ちくらみやこむら返りなど体に変調をきたすこともある。水やお茶など飲料を取る際には塩分の補給も欠かせず、水中に塩分が配合された経口補水液のほか、塩あめや塩分タブレットをなめるのもいい。


 あるボランティア参加者は、午前10時〜午後2時の活動中に頻繁に休憩しても汗びっしょりとなり、ペットボトルの飲料5、6本を飲んだという。各ボランティアセンターは「自らの体調管理を最優先に考えてほしい。十分な飲料を用意して、ボランティア活動に参加してください」と注意を喚起している。


【中尾卓司】

毎日新聞

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