道東 北見では昨日と今日で最高気温の差が10℃超に

2023年8月12日(土)15時37分 tenki.jp

今日(12日)の道内は北または東寄りの風となっています。このため、冷たい海から直接風の入る宗谷地方や道東を中心に気温が上がりにくくなっており、昨日真夏日となった北見では、午後3時までの最高気温で比較すると、昨日(11日)より10℃以上低くなりました。

昨日は32.2℃ 今日は21.7℃

北海道付近にはオホーツク海高気圧が張り出し、三陸沖の低気圧との間で気圧の傾きが大きくなっています。道内は北または東寄りの風が卓越し、沿岸ではやや強く吹いた所もありました。
この風は海面水温が比較的低いオホーツク海方面から吹いてきているため、海面で冷やされた空気が直接流れ込んでいる宗谷地方や道東では気温が上がりにくくなっています。オホーツク海側の内陸にある北見では、昨日は南寄りの風で最高気温が32.2℃と真夏日となりました。しかし、今日は風が東寄りで、午後3時までの最高気温が21.7℃までしか上がっておらず、昨日との差が10℃以上となっています。

道央や道南では30℃超 地域差も大きい

一方、山越えの風となる道央や道南では引き続き気温が高くなっています。午後3時までの最高気温は、札幌で32.0℃、大規模な音楽イベントの行われている石狩で30.6℃など、真夏日の地点が多くなっています。最も気温の高くなった日高地方の新冠町新和では34.7℃と、猛暑日一歩手前の厳しい暑さとなりました。北海道内でも気温の地域差がかなり大きくなっています。
明日(13日)も気温の地域差は大きく、札幌の予想最高気温が30℃の一方、北見は23℃、釧路は19℃の見込みです。長距離の移動を考えている方は服装選びに注意が必要です。

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