今夜 ペルセウス座流星群が極大 1時間あたり40個程度 見られる所は?
2024年8月12日(月)8時7分 tenki.jp
今夜、三大流星群の一つであるペルセウス座流星群が極大を迎えます。空の暗い場所での流星数は、1時間あたり40個程度が期待されます。関東から九州、沖縄は晴れる所が多く、流れ星を見られるチャンスです。
ペルセウス座流星群が極大
三大流星群の一つである「ペルセウス座流星群」が今日12日23時頃に極大になると予想されています。今日12日深夜から明日13日未明にかけて、多くの流れ星が見られるでしょう。
国立天文台によりますと、21時頃から流星が出現し始め、夜半を過ぎて薄明に近づくにつれて流星の数が多くなると予想されています。最も多く流星が見られるのは明日13日の夜明け近くで、空の暗い場所での流星数は、1時間あたり40個程度が期待されます。
22時30分前後に月が沈むため、流星群が多くなる夜半から明け方までの時間帯は月明かりの影響もなく、良い条件のもとで観察できそうです。
気になる天気は?
今日12日夜から明日13日未明の天気は、北海道は雲が多いでしょう。東北は台風5号の影響で、大荒れの天気です。一方、関東から九州、沖縄は晴れる所が多く、流れ星を見られるチャンスです。是非、星空を見上げて、流れ星を探してみてください。
流れ星を見つけるコツは?
流れ星を見つけやすくするには、以下の4つのポイントがあります。
①できるだけ、街灯など人工の明かりが少ない場所を選びましょう。人工の明かりが多いと、その明るさに邪魔をされて暗い流れ星が見づらくなり、見ることのできる流れ星の数が少なくなってしまいます。
②できるだけ空が広く見渡せる場所を選ぶことも重要なポイントです。
③空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。放射点の方向にはこだわる必要はありません。流星群は、放射点(流星の軌跡を逆向きに延長したときに通る点のこと)のある方向だけに出現するわけではなく、夜空のどこにでも現れます。空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星を捉えられる可能性が高くなります。
④今回は夜半から明け方までの時間帯は月明かりの影響はなく、良い条件です。