台風14号 形を変えて東北に大雨もたらす

2018年8月13日(月)15時39分 tenki.jp

台風14号(ヤギ)は現在、華中を北上していて、今夜には大陸で衰弱して熱帯低気圧に変わる見込みです。ところが、その後は低気圧に形を変えて、湿った空気を伴い北日本に近づいてくるでしょう。15日(水)は、低気圧や前線が本州付近を通過しますので、広い範囲で雨が降り、東北地方は、16日(木)にかけて大雨となるおそれがあります。

あす14日(火) お墓参りは午前中に

きょう13日も福島県など東北の南部では、雨雲が発達して、強い雨や雷雨となっているところがあります。福島県いわき市山田では、13日13時42分までの1時間に47.5ミリの激しい雨を観測しました。あすも気圧配置に大きな変化がなく、暖かく湿った空気が流れ込みやすいことから、午後は急に強い雨が降ったり、雷雨となるおそれがあります。お盆のお墓参りは、午前中の早い時間帯がよさそうです。空が暗くなってきたら、早めに安全な建物や車の中に避難するようにしましょう。

15日(水)〜16日(木)大雨のおそれ Uターンに影響も

今週の中頃は、日本海側を中心に大雨となるおそれがあります。台風14号が低気圧に形を変えて、今週は北日本に近づき、活発な前線が通過する見込みです。暖かく湿った空気を運んでいるため、東北地方では15日(水)頃、北部の日本海側から雨が降りだしてくるでしょう。低気圧からのびる前線が東北地方を南下するため、16日(木)は、広い範囲で雨が降りそうです。特に活発な降水域がかかる日本海側では、雨の降り方がザッと強まったり、雷が鳴ったり、大雨となるおそれがあります。お盆の後半ですので、Uターンに影響をおよぼす可能性もあります。最新の気象情報や交通情報をこまめにご確認ください。

17日(金)〜週末 朝晩は秋の気配

前線が通過した後は、乾いた空気が流れ込むため、今週の後半は、厳しい暑さはいったん和らぎそうです。17日(金)から週末にかけて、東北北部では最高気温は25度を少し超えるくらいで、過ごしやすくなるでしょう。東北南部でも30度に届く地点は少なくなるかもしれません。これまでのような極端な暑さからは解放されて、朝晩は、秋の気配を感じられそうです。

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