<保護猫たちのニャン生>(6)シャアとカニ ずっと一緒にいたくて

8月14日(水)10時0分 毎日新聞

一緒に寝るシャア(左)とカニ=中嶋真希撮影

写真を拡大


 横浜・関内にある保護猫カフェ「ミーシス」は、さまざまな事情で飼い主のもとを離れた猫や、路上で生きてきた猫たち27匹が暮らす。雨どいに挟まっていたところを助けられた猫、売れ残ってペットショップで放置されていた猫——。今は猫カフェで楽しく暮らす猫たちの素顔を紹介する。【中嶋真希】


 ◇シャア6歳 カニ4歳 里親募集中


 2013年、ボランティアさんが横浜市内で親とはぐれた子猫4匹を保護した。そのうちの1匹がシャアだった。シャアは子猫を世話するようなタイプではないのに、なぜか白い子猫がやってきた時だけかいがいしく世話してあげていた。シャアが2歳の時に白い子猫のカニが保護され、やっぱりシャアはかわいがった。


 カニが成猫になると、シャアとカニの関係はさらに深まった。いつも一緒に寝て、毛繕いをしてあげる。シャアがご飯を食べにいくと、カニも追いかけてきて、顔をくっつけて一緒に食べる。「なんだか顔まで似てきた」と店長。「猫は、一緒にいたいという気持ちがいつ生まれるのかな」と2匹を見守る。


 シャアが1匹しか入れない狭いベッドで眠り込んでしまい、カニのもとに来てくれなかったことがあった。カニは、いつも2匹で寝るベッドでシャアを待っているのに、なかなか来ない。シャアの近くまで行って様子を見ても、ずっと寝ている。悲しそうにシャアを見つめるカニに、「なんで来てくれないのかしらね」とお客さん。カニはその日、お客さんにたくさんなでられた。


 2匹とも里親募集中だが、「2匹そろってもらってほしいな」と店長。誰もアツアツカップルを引き離すことはできない。

毎日新聞

「保護」をもっと詳しく

「保護」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ