台風10号、中国地方から日本海へ…なお大雨警戒呼びかけ

8月16日(金)0時43分 読売新聞

 大型の台風10号は15日午後3時頃、広島県呉市付近に上陸、中国地方を縦断し、夜に日本海上に抜けた。西日本を中心に雨や風が強まり、高知県馬路村で60・5ミリの1時間雨量を観測したほか、同県室戸市で41・9メートルの最大瞬間風速を記録。JR西日本は山陽新幹線の新大阪—小倉間で計画運休を実施し、関西、大阪(伊丹)、神戸の各空港でも計423便が欠航した。

 読売新聞のまとめでは、広島県尾道市で15日午前、船を係留中の男性(82)が海に転落して死亡したほか、12府県で49人が重軽傷を負った。午後11時現在、和歌山、高知など9県で約17万世帯約36万人に避難指示・勧告が発令されている。

 気象庁によると、台風10号は16日午前0時現在、松江市の北約180キロの海上を時速35キロで北に進んでいる。中心気圧は980ヘクト・パスカル、最大風速25メートル。台風は今後、日本海を北東に進む見通しで、16日から17日にかけ東北や北海道で大雨となる恐れがある。また、台風の通過後も周辺の発達した雨雲がかかり、西日本や東日本で局地的に猛烈な雨が降る恐れもあるとして、土砂災害や低い土地の浸水に注意するよう呼びかけている。

 台風の通過に伴い、北陸や東北の日本海側では、山を越えて暖かい風が吹き下ろす「フェーン現象」が起き、新潟県胎内市で40・7度を観測するなど、北陸や東北の日本海側を中心に厳しい暑さに見舞われた。

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