ブラック職場で追い詰められた34歳妻が発する「腐った玉ねぎ」体臭とは

8月16日(金)6時0分 ダイヤモンドオンライン

写真はイメージです Photo:PIXTA

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仕事がつらいと体が臭う?

ある夜、夫に指摘された


「仕事、大変なんじゃないか。無理するなよ」


 布団に入り、ベッドサイドの明かりを消そうとしたとき、夫の卓志さん(仮名・36歳)がポツリと言った。


「え、どういうこと。どうして大変だと思うの。私、そんなに疲れた顔しているかなぁ」


 有里子さん(仮名・34歳)が聞き返すと、卓志さんは言いにくそうに答えた。


「うん、ちょっとさ、体臭がするんだよ、この頃。いつもじゃないけど、臭うことがある。うちの会社でもさ、苦手な上司とかクライアントと話すときや何かで責められているときに、臭っている人がいるんだけど、似てるんだよね。そんな強い臭いじゃないんだけど。仕事中はもっと強い可能性もあるよね。いやなことあるんじゃないの。大丈夫かい」


 その心配は的中していた。有里子さんはこのところ、悩んでいたからだ。創業から関わってきたベンチャー企業の広報室長として、自社のオウンドメディアを複数制作しているのだが、部下が次々と辞めてしまい、企画から取材執筆、果てはWebデザイン、配信まで、ほぼ1人でやらなければならない状況に陥っていた。


 部下が辞める理由ははっきりしていた。


 第1に、忙し過ぎる。もともと仕事量に対してギリギリの人員しか雇っていないため、欠員後に補充されたスタッフは、いきなりまとまった仕事を任される。しかも取材相手はイコールお得意先でもあるため、先方は無理なことを言ってくるし、会社上層部の気の使い方もすごい。内容確認のやりとり回数も普通のメディアより多かったし、問題が起きた場合、編集部ではなく、担当地域の営業マンにクレームを入れる得意先も少なくなかった。





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