滋賀県立大の「あるある」集めた公式MV ユーチューブで人気 OBミュージシャンら制作

8月16日(金)12時42分 毎日新聞


 滋賀県立大(同県彦根市)が、キャンパスを歩くカモを主役にした公式ミュージックビデオ(MV)「カモベイベー」を制作した。「県大をもっとメジャーに」を合言葉に出演者から作曲まで、ほぼ全てを卒業生や現役生が担当。大学内の「あるある」とうなずくようなエピソードを3分54秒に凝縮し、投稿した動画配信サイト「ユーチューブ」で1万回以上再生されるなど、注目を集めている。


 県立大は県立短大などを前身に、1995年に開学。環境科学▽工学▽人間文化学▽人間看護学——の4学部と大学院が設置されている。キャンパスは琵琶湖からほど近く、彦根市中心部からはやや離れた所にある。


 MVの制作は、卒業生で広告代理店に勤める辻中輝(てる)さん(28)が約2年前、会社の同僚で同じ卒業生と「母校に何か貢献できないか」と、ゼミの教員に話を持ちかけたのがきっかけ。2人がCMの制作に携わっていたことや、辻中さんの同級生にメジャーデビューしたロックバンド「シナリオアート」のリーダー、ヤマシタタカヒサさんがいたこともあり、MVを企画。大学側も提案を受け入れ、制作費を予算化した。


 辻中さんらの企画に発想を得たヤマシタさんらが、軽快な楽曲「カモベイベー」を先に制作。キャンパスに生息するカモを主役に、人間になったカモをヤマシタさんが演じ、現役生がヒロインを務めた。タイトルのロゴも卒業生のグラフィックデザイナーが考え、ロケハン(舞台取材)や機材の運搬は卒業生や現役生が協力した。


 MVは自然豊かなキャンパスの風景や教室、通学路などを背景に「建物がオシャレすぎるカモ」「外でおにぎりおいしいカモ」「びわ湖の向かい風で遅刻するカモ」「びわ湖に行けば、前向きになれるカモ」などと、県立大らしさを表すユーモラスなキャッチコピーが次々と映し出される。MVを見た卒業生の女性(31)は「大学の『あるある』の風景がどんどん現れて懐かしい。いい感じ」と喜ぶ。


 辻中さんは「県大のとても自由で環境の良い雰囲気を表現したかった。卒業生には懐かしんでもらい、高校生には『カモ(かも)』にひっかけた県大の可能性を感じ、興味を持ってもらえればうれしい」と話した。


 MVは県立大のホームページ内の専用サイト(http://www.usp.ac.jp/campus/publicity/movie/comeonbaby/)でも見ることができる。【西村浩一】

毎日新聞

「あるある」をもっと詳しく

「あるある」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ