台風猛暑、秋田で36度超…北日本は大荒れ予想

8月16日(金)12時58分 読売新聞

 大型の台風10号は16日午前、日本海の海上を北北東に進んでいる。東北地方では台風が接近した影響で気温が軒並み上昇し、秋田県では36度超を記録した。今後、北日本では17日明け方にかけて大荒れの天気になる一方、週末は関東から九州までの広範囲で猛烈な暑さに見舞われる見込みで、気象庁は熱中症への警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、台風10号は16日正午現在、新潟県佐渡市の北西約400キロの海上を時速35キロで北北東へ進んでいる。中心気圧は980ヘクト・パスカル、最大風速は23メートル。17日未明までに温帯低気圧に変わり、北海道付近に達する見通し。

 台風の影響で、17日にかけて広い範囲で強い風が吹き、北日本で非常に激しい雨が降る恐れがある。北海道から北陸の日本海側や、関東、近畿地方の太平洋側では波の高さが5〜6メートルになると予想され、気象庁が高波への注意を促している。

 読売新聞のまとめでは16日正午までに、兵庫県上郡町の川で15日夜、アユ取りをしていた同県佐用町の男性(71)が流されて死亡するなど計2人が死亡したほか、14都府県で計54人が重軽傷を負った。

 接近した台風の周辺から暖かい空気が流れ込み、フェーン現象が起きた影響などで、東北地方の日本海側では朝から厳しい暑さに。秋田県にかほ市で午前6時18分、36・5度を観測したほか、青森県弘前市で35・8度、秋田県大館市で35・5度を記録した。

 台風が過ぎ去った17日も南から暖かい風が入り込み、関東地方を中心に今年一番の暑さになる恐れがある。気象庁によると、東京都心で36度、埼玉県熊谷市で38度と予想されているほか、名古屋市や高松市、大分県日田市でも35度の猛暑日が見込まれている。

 急激な気温の上昇と多湿で熱中症が懸念される。暑さを感じにくい高齢者や汗を出す機能が未発達の子どもは特に注意が必要だ。

 東京消防庁によると、熱中症対策には、高温の環境に長時間、身を置かないことが大切。屋外で強い日差しを避け、屋内でも冷房を使用するなど温度管理に心がける。水分補給の目安は1日あたり1・2リットルで、起床時や入浴前後、のどが渇く前などにこまめに取る。

 熱中症が疑われる場合、周囲の人の応急処置が重要。めまいや大量の発汗、けいれんなどの症状で呼びかけに応じなければ、救急車を呼ぶ。反応があった場合でも、涼しい場所に避難させ、体を冷やして水分や塩分を補給させる必要がある。

ヨミドクター 中学受験サポート 読売新聞購読ボタン 読売新聞

「台風」をもっと詳しく

このトピックスにコメントする

「台風」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ