山陰から北陸で局地的に激しい雨 今日は広範囲で強雨に警戒
2022年8月17日(水)6時59分 ウェザーニュース
2022/08/17 06:54 ウェザーニュース
今日17日(水)は前線と暖かく湿った空気の影響で、西日本日本海側を中心に活発な雨雲が発生しています。局地的に激しい雨となっているところもあり、道路冠水や河川・用水路の増水に警戒が必要です。
局地的に激しい雨
今日17日(水)は前線が日本海を南下しています。南西から暖かく湿った空気が強く吹き込み、雨雲が発達しやすい状況です。
所々で発達した雨雲の帯が形成され、西日本を中心に局地的に激しい雨が降っています。6時10分までの1時間に長崎県・厳原で35.0mmの激しい雨、三重県・津で20.0mmの強い雨を観測しました。また、6時30分現在、石川県能登、佐賀県南部、長崎県壱岐・対馬の一部に土砂災害警戒情報が発表されています。
山陰や北陸では非常に激しい雨の降るおそれ
17日(水)12時の雨雲の予想
このあと、前線は関東付近まで南下する予想となっています。暖かく湿った空気の供給は続き、前線に近い山陰や北陸など日本海側を中心に雨が強まりやすくなる見込みです。
局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降るおそれがあります。強雨による道路冠水や河川・用水路などの増水、土砂災害、落雷、突風などに警戒をしてください。
太平洋側も湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、雨雲が発生しやすくなります。関東を含む広い範囲で傘が必要な雨が降り、一時的に強まる可能性もあるため、油断が出来ません。