土日は広く大気の状態不安定 ゲリラ豪雨に注意 東海や関東甲信を中心に発雷確率高い

2023年8月18日(金)15時40分 tenki.jp

19日(土)と20日(日)は広く大気の状態が不安定で、天気の急変に注意が必要です。内陸部を中心に所々で雨雲や雷雲が発達し、ゲリラ豪雨の恐れがあります。

19日(土) 天気急変に注意 局地的な大雨の恐れも

19日(土)は気温の上昇や湿った空気の影響で、広く大気の状態が不安定になるでしょう。発雷確率は東海や関東甲信を中心に午後ほど高くなっています。
九州から関東甲信、北陸にかけては午前中は強い日差しが照り付けますが、午後は天気の急変に注意が必要です。内陸部を中心に所々で雨雲や雷雲が発達するでしょう。局地的には道路が一気に冠水してしまうような激しい雨が降りそうです。上空の風が弱いため、雨雲や雷雲が停滞して、同じような場所で雷雨が長引き、局地的な大雨となる恐れもあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水にご注意ください。東北は北部を中心に断続的に雨で、局地的に雷を伴って激しく降るでしょう。北海道も雲が多く、一部で雨が降りそうです。
最高気温は平年より高く、真夏のような暑さの所が多いでしょう。九州から関東甲信、北陸では所々で猛暑日(最高気温35℃以上)となりそうです。特に、名古屋市や熊谷市で37℃予想などと東海や関東の内陸部では体温を超すような危険な暑さとなりそうです。熱中症にも警戒が必要です。

20日(日) 変わりやすい天気続く

20日(日)も大気の不安定な状態が続き、変わりやすい天気です。
九州から関東甲信、北陸は強い日差しが照り付けますが、午後は所々で雨や雷雨になるでしょう。ザッと雨脚の強まることもありそうです。東北や北海道は雲が多く、あちらこちらで雨が降るでしょう。
最高気温は平年より高く、九州から関東甲信にかけて、猛暑日となる所が多いでしょう。大阪市や名古屋市、東京都心など36℃の予想で、体温並みの暑さとなりそうです。こまめな水分補給を心がけたり、室内では適切にエアコンを使ったりするなど熱中症対策を万全になさってください。屋外のレジャーは無理をせず、適度に休憩をとるようにしましょう。

ゲリラ豪雨に遭遇したら

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)に遭遇したら、次の3つのことを心がけてください。
①頑丈な建物に入りましょう。発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合は、すぐに頑丈な建物に入り、2階以上の、窓から離れた所へ避難しましょう。
②最新の気象情報を確認しましょう。ゲリラ豪雨(局地的な大雨)は、ごく狭い範囲で、短い時間に大量の雨が降るというのが、特徴です。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
③地下施設・水辺から離れましょう。ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く、地上の高い所へ移動してください。また、雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街を避けましょう。橋の下も、川が急に増水する恐れがありますので、絶対に避けてください。

tenki.jp

「不安」をもっと詳しく

「不安」のニュース

「不安」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ