札幌 8月中旬は記録的低温に

2018年8月19日(日)17時59分 tenki.jp

17日未明に標高の高い山でとはいえ、雪が降った北海道。今日(19日)も気温の上がり方が鈍く、札幌では午後3時までで22.7℃と、このまま経過すると今日も夏日になりません。札幌では8月中旬に入ってからの最高25度未満は今日で7日目となりそうです。札幌で8月中旬に最高気温25度未満が7日以上観測されると2002年以来16年ぶりになります。
また、昨日(18日)の札幌は最低気温12.8度と、8月中旬としては42年ぶりの冷え込みとなるなど、今年の8月中旬は記録的に気温が低くなっています。

16年ぶり、21年ぶり、42年ぶり!

平年の札幌の8月中旬は、暑さのピークとなる8月上旬には及ばないものの、旬別の気温としてはそれに次ぐ年間で2番目に暑い時期となります。中旬(11日〜20日)のすべてで夏日になることもそれほど珍しくはありません。
しかし、今年の札幌は、最高気温が12日に26.8度、13日に26.6度と2日間で夏日になった他は25度に届いておらず、今日も午後3時までで最高気温22.7度と、夏日にはならない見込みです。8月中旬の札幌で7日以上も最高気温25度未満の日が現れるのは2002年以来のことで、16年ぶりの肌寒さとなっています。
また、中でも16日と17日は気温が低く、最高気温は2日続けて最高気温が20度に届きませんでした(16日19.6度、17日19.9度)。8月中旬の札幌で2日も最高気温20度未満となったのは1997年以来で、21年ぶりの記録となりました。
そして肌寒さのピークとなったのが18日の未明で、最低気温は12.8度まで下がりました。札幌で8月中旬にここまで気温が下がったのは1976年以来と、実に42年ぶり。
今年の8月中旬の札幌は記録的な低温となっています。

明日には夏が復活!

8月中旬の最終日となる明日(20日)は、記録的低温が解消し、この時期本来の気温となりそうです。さらにその先もしばらく気温は平年並みか高めで、最高気温は25度以上の日が続き、30度近くまで上がる日もある見込みです。最低気温も20度を下回らない日があるなど、寝苦しく感じる夜もあるかもしれません。
今年は、暑い日が続いたと思えば記録的な低温となり、また暑さが戻ってくる予想と、気温の変動が極端です。体調管理もいつも以上に難しくなっていますが、この先も天気予報を常に確認しながら、残りの夏を乗り切りましょう。

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