関東で滝のような雨 大気の状態が非常に不安定 今夜にかけてゲリラ豪雨に注意

2023年8月19日(土)15時52分 tenki.jp

関東では山沿いを中心に大気の状態が非常に不安定になっています。局地的に雨雲が急発達して、群馬県内では滝のような雨も観測されました。今夜にかけては平野部でも急な激しい雨や落雷、突風などに十分な注意が必要です。

発雷も多数観測

関東では湿った空気や気温の上昇により、山沿いを中心に大気の状態が非常に不安定になっています。局地的に雨雲が急発達して、滝のような雨も降っています。
群馬県沼田市では午後2時50分までの1時間に56.0ミリの非常に激しい雨を観測。県内では中之条町や草津町でも1時間に30ミリ以上の激しい雨が降りました。
発達した積乱雲の下では雷も多く発生していて、雷レーダーを見ると、栃木や群馬の山沿い、埼玉の秩父や東京の奥多摩、山梨県内などで「×」印の「落雷」が多数観測されていることが分かります。

今夜にかけては平野部でもゲリラ豪雨か

今夜にかけても関東では大気の不安定な状態が続きそうです。山沿いだけではなく、平野部でも天気が急変する可能性があります。特に埼玉県など内陸で雨雲の発生が予想され、局地的に雷や突風を伴った激しい雨が降る見込みです。
1時間に30ミリ以上の激しい雨が降ると、道路が川のようになったり、高速走行時にブレーキが効きにくくなることがあります。車で移動する際は十分ご注意ください。
また、川の上流で大雨になると、時間差で下流が増水することがあります。自分のいる場所だけではなく、その周辺の雨雲の様子をしっかり確認してください。

川の上流でゲリラ豪雨 注意点は?

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)によって、危険な状態になるのは、自分のいる所に雨雲がかかる場合だけではありません。川の上流でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生すると、雨が降っていない下流でも、被害が発生する恐れがあります。
上流のゲリラ豪雨(局地的な大雨)を知るポイントは3つ。
1つめは、川の水かさが急に増えること、
2つめは、川の水が濁ること、
3つめは、木の枝などが流されてくることです。
また、サイレンはダムを放流する合図なので、川のそばにいて、サイレンを聞いた場合も、必ず川から離れてください。

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