四国 高松では10日連続猛暑日の恐れ 熱中症救急搬送者数も急増

2020年8月21日(金)11時38分 tenki.jp

四国地方は太平洋高気圧に覆われて、朝から晴れて強い日差しが降り注ぎ、早いペースで気温が上がっています。きょうも各地で35度以上の猛暑日が予想されており、熱中症には厳重な警戒が必要です。

暑さ記録的 猛暑日連続日数更新地点も

きょう高松で35度以上となると10日連続の猛暑日となり、連続14日間となった2015年に次ぎ、2013年と1995年に並んで2番目に長くなる見込みです。また、すでに高知ではきのうまでに6日連続で猛暑日を観測しており、これまでの連続猛暑日(2013年の5日連続)の記録を更新しています。きょうも各地で35度前後まで上がる見込みです。これまでの暑さの疲れも出てくるころですので、より一層熱中症には警戒が必要です。

消防庁発表の資料によりますと、熱中症で救急搬送された人数は、7月下旬から徐々に増え始め、8月10日以降は前週の2倍に迫るほどに急増しています。
あす以降、太平洋高気圧の勢力はやや弱まり、35度以上を観測する地点は少なくなる見込みですが、向こう1週間も最高気温は各地33度前後と、平年を上回る厳しい残暑が続きそうです。
今年の暑さは長期戦の様相を見せており、熱中症に警戒が必要な状態はまだしばらく続きそうです。こまめに水分や休憩をとって体温の上昇を防ぎ、たくさん汗をかいたら塩分もとりましょう。またカフェインを含む緑茶やコーヒーなどは、利尿作用があるためかえって水分を排出してしまうため、水分補給はできるだけ水や麦茶などでとるようにしましょう。

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