元台風12号の低気圧が日本海を北東進 前線活発化し東北で大雨のおそれ

2021年8月24日(火)11時55分 ウェザーニュース

2021/08/24 11:53 ウェザーニュース

台風12号は24日(火)9時に日本海で温帯低気圧に変わりました。この低気圧は日本海に停滞する前線と一体化して、北東に進んでいます。
明日25日(水)にかけて活発化する前線の影響で、東北や北陸では大雨となるおそれがあるため警戒が必要です。

非常に激しい雨に注意

降水の予想 25日(水)3時

台風12号から変わった温帯低気圧は日本海を進み、低気圧から伸びる前線の周辺で雨雲が発達しやすくなります。特に、低気圧の東にできる閉塞点と呼ばれる付近で雨雲の発達が顕著になり、今日24日(火)夜から東北地方に近づく予想です。低気圧本体から離れていても雨が強まることを意味しますので、油断をしないでください。
東北北部では、深夜から翌25日(水)朝にかけてが雨のピークで、局地的には1時間に50mm以上の非常に激しい雨が降り、落雷や突風を伴うおそれもあります。
道路の冠水や低地の浸水などが発生するおそれがあるため、暗い時間帯に外に出る場合は、雨の降り方や周囲の状況に十分注意してください。沿岸部では風も強まるため、横殴りの雨にも注意してください。
東北地方では、明日25日(水)の昼間は荒天のピークを越えますが、日本海側では雨の降りやすい状態が続きます。また、北海道では26日(水)にかけて太平洋側を中心に雨が降り、ザーザーと強まる雨や沿岸部での強風に注意してください。

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