死亡ひき逃げ事件「時効撤廃を」 小4被害男児の母が署名と嘆願書を提出

8月28日(水)21時45分 J-CASTニュース

埼玉県熊谷市で2009年9月30日に発生したひき逃げ事件で、息子を失った遺族の母親が19年8月28日、法務省を訪れ、山下貴司法務相宛に公訴時効の撤廃を求める署名と嘆願書を提出した。

亡くなったのは、当時小学4年生で10歳だった小関孝徳君。母の代里子(よりこ)さんは報道陣の取材に「犯人がわからないからこそ、時効撤廃をいま求めています」と訴えた。








署名サイトや街頭で2万9000筆以上が集まる




事故は2009年9月30日、熊谷市の路上で発生。事件が起きた年の東京新聞の報道(09年12月30日)などによると、孝徳君が放課後、書道教室へ行き、自転車で自宅に帰る途中に事故は発生した。埼玉県警は道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで捜査を開始したが、未解決のままとなっている。



ひき逃げは16年9月30日、7年で時効を迎え、19年9月30日には過失致死の時効が迫っている。今年に入り、県警が証拠品である孝徳君の腕時計を紛失していたことも報道で明らかになっている。



代里子さんは、19年6月中旬から、ひき逃げと過失致死の時効撤廃を求める署名を募ろうと、署名サイトChange.org(チェンジ・ドット・オーグ)でキャンペーンを開始。街頭で募った署名も合わせ2万9443筆を8月28日午後、法務省の担当者に手渡した。



提出した嘆願書では時効撤廃などを求めており、「犯人の逃げ得を認めている社会になっています」としている。過失致死の時効である19年9月30日があと1カ月に迫る。代里子さんは報道陣の取材に、「犯人が出てこない以上、私は捜し続けたいと思います」と語った。






(J-CASTニュース編集部 田中美知生)

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