週間 秋雨前線は度々活発に 大雨の恐れ

2018年8月29日(水)11時42分 tenki.jp

31日(金)から9月1日(土)は低気圧や活動が活発な前線の影響で、全国的に雨。日本海側は大雨の恐れ。4日(火)から5日(水)頃も前線が列島を通過。前線の活動が強まる可能性も。台風21号の今後の動きにも注意を。

あすの天気 北海道と東北は曇りや雨、関東〜九州・沖縄は強い日差し

日本海にのびる前線上に低気圧が発生し、北日本付近に近づく見込みです。前線や低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。
北海道は雲に覆われて、日中は道南、夜は道東を中心に雨が降るでしょう。東北も北部を中心に断続的に雨が降る見込みです。雷を伴って、傘をさしていても濡れてしまうくらいの雨が降ることもあるでしょう。風が強まることもありそうです。北陸は晴れ間が戻る見込みです。ただ、一部ではにわか雨があるでしょう。関東も強い日差しが照りつけそうです。午後は山沿いで雨や雷雨があるでしょう。東海は朝まで雨や雷雨の所がありますが、日中は大体晴れる見込みです。近畿、中国地方、四国、九州も晴れる時間が長いでしょう。午後は山沿いで雷雲が発生し、一時的に雨が降る所がありそうです。沖縄は日差しを遮る雲は、ほとんどないでしょう。

あすの気温 関東も厳しい暑さ戻る

今夜(29日)からあす朝(30日)にかけて、気温は沖縄、九州から関東で25度を下回らない所があるでしょう。湿度も高めです。夜の熱中症にも、まだ注意が必要です。東北と北海道はけさと同じくらいの予想です。
あす最高気温は、沖縄はほぼ平年並みの予想です。九州から東海は内陸で35度以上まで上がる所がある予想で、猛烈な暑さが続くでしょう。関東と東北南部も各地で厳しい暑さが戻り、35度くらいまで上がる所がある予想です。東北北部と北海道は平年並みか低く、北海道の太平洋側は9月下旬並みの予想です。

あさって以降の天気

31日(金)から9月1日(土)にかけて、前線上の低気圧は北日本付近を通過する見込みです。低気圧からのびる前線は本州や九州を南下するでしょう。上空には寒気が入り、前線の活動が活発になる見込みです。全国的に雨が降り、日本海側では大雨の恐れがあります。九州から関東の猛烈な暑さは、この雨を境に収まるでしょう。
2日(日)は上空の気圧の谷が北日本を通過し、前線は本州の南岸まで下がる見込みです。北海道や東北は雲が広がりやすいでしょう。関東から九州の太平洋側も雲が多いですが、北陸から九州北部は晴れ間が出る所がありそうです。
3日(月)は再び前線が朝鮮半島付近から日本海、さらに日本の東へとのびる見込みです。4日(火)から5日(水)にかけて、上空の寒気の影響で前線の活動が活発になることが考えられます。

台風21号の影響は?

台風21号は西よりに進んだ後、1日(土)頃から日本の南を北上する予想です。進路はまだ定まっていませんが、台風周辺の暖かく湿った空気が日本付近に流れ込むことで、前線活動が強まることも考えられます。来週は何らかの影響を受ける可能性がありますので、今後の台風の動きにも注意が必要です。

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