北海道の1か月 9月は秋晴れが多そう

2017年8月31日(木)17時59分 tenki.jp

31日、札幌管区気象台は1か月予報を発表しました。気温は、1週目(9月2日〜8日)は平年より低めですが、その後は平年並みか高くなるため、向こう1か月の気温はほぼ平年並みとなる見込みです。降水量は、1週目に前線や台風15号の影響を受けるため、向こう1か月の降水量はオホーツク海側と太平洋側で平年より多く、日本海側で平年並みか多い予想となりました。日照時間は、ほぼ平年並みでしょう。

北海道1か月の天気傾向

週ごとの詳しい天気

(9月2日〜9月8日)
2日(土)〜4日(月)は、前線や台風15号の影響で大雨や暴風となる恐れがあるため、最新の気象情報に注意して下さい。5日以降の天気は回復し、穏やかに晴れる所が多くなる見込みです。気温は平年並みか低いでしょう。特に4日頃までは平年よりかなり低く9月下旬〜10月上旬並みとなる所があり、札幌では3日(日)の最高気温は20度に届かない可能性もあります。
(9月9日〜9月15日)
秋の移動性高気圧に覆われることが多くなるでしょう。天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べて晴れる日が多い見込みです。気温は平年並みか高く、過ごしやすい秋の陽気を楽しめそうです。
(9月16日〜9月29日)
高気圧と低気圧が交互に通過するでしょう。数日の周期で、秋晴れとなったり、雨が降ったりする見込みです。オホーツク海側では平年と同様に晴れる日が多くなるでしょう。気温は平年並みか高い見込みです。

台風15号北海道に接近

31日15時現在、大型の台風15号は、父島の西約20キロにあります。今後、太平洋を北上し、3日(日)〜4日(月)にかけて北海道付近に近づく予想となっています。2日(土)には北海道付近に台風からの湿った空気が流れ込むため、太平洋側を中心に広く雨が降り出し、東よりの風も強まるでしょう。3日(日)は東部を中心に広い範囲で雨が強まり、暴風となる恐れがあります。4日(月)にかけても、雨や風の強い状態が残るでしょう。海は1日からしける海域があり、2日には大しけとなる海域もある見込みです。低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水や氾濫、暴風、高波に警戒してください。
なお、1日(金)は所々で弱い雨が降る程度で、比較的穏やかな天気となるため、台風への備えをするにはよさそうです。風で飛ばされそうな物は飛ばないように固定したり、家の中へ片づける。懐中電灯やラジオの電池のチェック、水や食料の準備。非常時に持ち出す物や避難場所、避難経路の再確認など、1日(金)のうちに済ませておくといざという時の助けとなります。

台風の進路予想図:(31日15時現在)

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