【台風第15号に関する情報】平成29年9月1日16時36分 気象庁予報部発表

2017年9月1日(金)16時36分 株式会社サニースポット

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平成29年 台風第15号に関する情報 第73号
平成29年9月1日16時36分 気象庁予報部発表


大型で強い台風第15号は、小笠原諸島付近にあって、ほとんど停滞しています。小笠原諸島では、2日にかけて、暴風や高波、土砂災害に厳重に警戒してください。東日本の太平洋側と東北太平洋側では、3日にかけて、暴風や高波に警戒してください。


[台風の現況と予想]
 大型で強い台風第15号は、1日15時には父島の北東約70キロの海上にあって、ほとんど停滞しています。中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径170キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 台風は動きが遅いため、小笠原諸島では、2日にかけて、台風の影響が続くでしょう。また、台風は大型のため、中心から離れた地域でも風が強く、波は高くなる見込みです。その後、3日にかけて、台風は次第に速度を上げながら三陸沖を北上し、北海道地方に近づく見込みです。

[防災事項]
<暴風・高波>
 小笠原諸島は台風の暴風域に入っており、海は猛烈なしけとなっています。また、伊豆諸島では非常に強い風が吹き、台風からのうねりも加わって、大しけとなっています。
 小笠原諸島では、1日夜遅くにかけて猛烈な風が吹き、2日明け方にかけて猛烈なしけとなるでしょう。その後も2日にかけて非常に強い風が吹き、大しけとなるでしょう。東日本の太平洋側と東北太平洋側では、3日にかけて、海上を中心に非常に強い風が吹き、海はしけや、大しけとなるでしょう。

 2日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
  小笠原諸島             40メートル(60メートル)
  伊豆諸島、関東地方、東海地方、東北太平洋側
                    20メートル(30メートル)
  北海道地方             18メートル(30メートル)

 2日にかけて予想される波の高さは、
  小笠原諸島             9メートル
  伊豆諸島、関東地方、東北太平洋側  6メートル
  東海地方              5メートル
  北海道地方             4メートル
です。

 小笠原諸島では、2日明け方にかけて、暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。東日本の太平洋側と東北太平洋側では、3日はじめにかけて、暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。
 台風第15号は、3日から4日にかけて北海道地方に近づく見込みです。北海道地方ではうねりを伴った高波に警戒してください。

<大雨>
 小笠原諸島では、2日明け方にかけて、雷を伴った激しい雨が降るでしょう。2日18時までの24時間に予想される雨量は、150ミリです。2日にかけて、土砂災害に厳重に警戒てください。
 3日は、北海道地方で、大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に警戒してください。

株式会社サニースポット

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