台風11号北上で日本海側はフェーン現象 特に北陸は猛暑に警戒

2022年9月5日(月)18時20分 ウェザーニュース

2022/09/05 18:20 ウェザーニュース

明日6日(火)は台風11号が日本海を北東に進む予想です。台風の北上に伴ってフェーン現象が発生し、北陸や近畿北部では危険な暑さになるおそれがあります。

日本海側でフェーン現象が発生

台風11号は強い勢力を保ちながら朝鮮半島南部を通過して日本海に進む予想です。
台風の強い勢力の影響で西日本や東日本では南風が強く吹き荒れ、南風が山から吹き下ろす日本海側ではフェーン現象が発生しやすくなります。
フェーン現象とは湿った気流が山脈を越える際に湿度が低下して乾燥した高温の空気となり、山脈の反対側のふもとで極端な気温の上昇をもたらす現象で、季節外れの暑さをもたらすことがあります。

体温並みの気温 季節外れの猛暑に

明日は日差しが届く近畿北部から北陸の高温が顕著になる予想です。
新潟県三条や石川県小松で37℃予想となっているほか、新潟市、富山市、金沢市では36℃予想、京都市や京都市舞鶴では35℃と各地で猛暑日になる予想です。
フェーン現象特有の乾いた風が強く吹くため、体感温度はそこまで極端に高くはなりません。しかし、風通しの悪い室内は温度が上昇しやすいので、適切な温度管理を行って熱中症にならないよう注意をしてください。

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