東北は天気のコントラスト 太平洋側と日本海側で明暗分かれる

2022年9月5日(月)10時0分 ウェザーニュース

2022/09/05 10:08 ウェザーニュース

今日5日(月)の東北は太平洋側と日本海側で天気がくっきりと二分しています。湿った空気が流れ込む東北太平洋側は、低い雲に覆われている一方、日本海側では青空が広がっています。地形が天気に影響する顕著な事例です。
秋田県湯沢市と岩手県金ケ崎町の空の様子を比べると、全く違っていることが良くわかります。

奥羽山脈が天気を二分に

オホーツク海の高気圧の縁を回って湿った空気が東北太平洋側に流れ込んでいます。東北太平洋側では南東風に乗って海から低い雲が流れ込み、スッキリとしない空となっています。ポツポツ、パラパラと弱い雨が降っているところもあります。
ただ、この雲は高度が低いため、東北の中心にそびえる奥羽山脈を越えることができません。そのため、日本海側ではスッキリとした青空が広がっている状況です。
午後も天気の分布は大きく変わることなく、太平洋側では雲の多いスッキリしない空が続く予想です。外出する場合はにわか雨に備えて傘を持ってお出かけください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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