懐中電灯とペットボトルで簡易ランタンを 北海道の停電、全域の復旧には1週間かかる見込み
2018年9月6日(木)15時7分 BIGLOBEニュース編集部
北海道で6日発生した震度6強の地震により道内全域で停電が発生している。世耕経産相や北海道電力は、全域の復旧には少なくとも1週間かかるとの見通しを発表しているため、身近な物を活用して明かりを確保する方法が注目を集めている。
この方法はペットボトルを使って懐中電灯をランタンに替えるというもの。懐中電灯そのままでは、両手が使えず周囲を照らせないため、部屋の照明としては不便。しかし、懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せると、光が乱反射し周りを照らすことができる。懐中電灯が小さい場合は、コップなど高さのある容器に懐中電灯を入れることで、ペットボトルを安定すると良い。また、この方法は火を使わないため、余震の可能性がある被災地でも安全に使用できる。
懐中電灯がない場合は、ツナ缶の油を利用してランプにする方法もある。缶上部の穴を開け、芯を差し込んで着火すると2時間ほど明かりを確保できるという。芯は綿の紐やコーヒーフィルターをこよりにして作ることができる。これらの活用術は、警視庁の警備部災害対策課が紹介している。
皆さん、お持ちの非常持ち出し袋に懐中電灯は入っていますよね?一工夫してランタンに替える活用術。懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せるだけで、光が乱反射して周りを照らすことができますよ。懐中電灯が小さい場合は
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2017年3月1日
コップに入れてやってみてください。火を使わないので安全です。 pic.twitter.com/2g7jp5l6rR
【身近なモノ活用術】ツナ缶の油を利用したランプです。缶に穴を開け、芯を差し込みます。芯には綿のひも等が良いそうですが、コーヒーのフィルタをこよりにして作ってみました。2時間位もちます。もちろん中身も食べました(油が減ってヘルシーかも) pic.twitter.com/cqqeOFN7f0
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2013年11月28日