6日 広く厳しい残暑 北陸で危険な暑さ 関東も真夏並み 台風の間接的な影響

2022年9月6日(火)8時18分 tenki.jp

きょう6日、台風11号が日本海を進み、広く南風が強まるでしょう。日本海側はフェーン現象で、特に気温が上がり、北陸では危険な暑さになりそうです。

北陸を中心に危険な暑さ

きょう6日、大型で強い台風11号は対馬海峡を通過し、その後、日本海を北北東へ進む予想です。
広く南風が強まり、日本海側ではフェーン現象が起きて、気温がグングン上がるでしょう。特に北陸では体温並みの危険な暑さになりそうです。
最高気温は、東北でも日本海側を中心に30℃以上となるでしょう。北陸は広く37℃くらいまで上がり、40℃近くまで上がる所もありそうです。関東は32℃ほどで真夏並みでしょう。東海は32℃ほど、近畿や四国は所々で35℃近くまで上がりそうです。中国地方や九州、沖縄は30℃ほどで、蒸し暑いでしょう。
新潟県や石川県には熱中症警戒アラートが発表されています。「暑さ指数(WBGT)」が「33」以上と予想され、熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予想されます。熱中症に厳重に警戒してください。
※暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標です。

熱中症予防のポイント

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

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