台風13号(バビンカ)発生 暴風域を伴い三連休に沖縄接近か 進路に注意

2024年9月10日(火)22時0分 ウェザーニュース

2024/09/10 22:18 ウェザーニュース

9月10日(火)21時、マリアナ諸島で発達中の熱帯低気圧が台風13号(バビンカ)になりました。北上して暴風域を伴い、三連休に沖縄に接近する可能性があります。進路に注意してください。
▼台風13号 9月10日(火)21時
 中心位置   マリアナ諸島
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西北西 15 km/h
 中心気圧   998 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s

三連休に沖縄付近を通過する予想

台風13号の進路の予想を見ると、14日(土)頃から15日(日)頃にかけて沖縄付近を通過し、東シナ海に進む可能性が高くなっています。
しばらくは北西に進みながら発達し、沖縄の近海では暴風域を伴う可能性があります。進路に近い地域では暴風や大雨となるおそれがあるため、今後の情報に注意してください。
本州付近には太平洋高気圧が張り出しを強めているため、直接北上してくる可能性は小さくなっていますが、東シナ海に進んだあとの進路は不確実なため、影響がないとは言い切れません。こちらも今後の情報に注意してください。

9月は台風の接近が多い時期

平年の台風発生数

台風の発生は、9月5日(木)に発生した台風12号以来で、今月3つめです。
台風発生数の平年値を見ると、9月は平均5.0個で8月に次いで台風の発生が多い時期です。一方、台風の接近数の平年値は3.3個と8月と同値、台風の上陸数の平年値は1.0個と9月が年間トップです。
本格的な台風シーズンですので、台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風13号の名前「バビンカ(Bebinca)」はマカオが提案した名称で、伝統的なプリンの名前からとられています。

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