18歳母親が生後4ヶ月の娘を殺害 過去の父親によるDV被害も影響か

9月11日(水)9時41分 しらべぇ

暴力(CreativaImages/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

生まれ育った家庭環境が劣悪で暗く、幼い自分にとって恐怖や不安に満ちた世界だったという女の子は決して少なくない。優しい男性との出会いで妊娠した時、「これで自分もやっと幸せになれる」と思うのも無理はないことだ。だが…。


■生後4ヶ月の娘を殺害

オーストラリアで注目の裁判が始まった。被告人は西オーストラリア州出身で現在20歳の女。彼女は18歳で女の子を出産するも、生後4ヶ月の時に全身を強く揺さぶって死なせていた。

ベッドから抱き上げた際、全身がグニャリと曲がった娘に驚いた父親が通報したもので、後に病院は、赤ちゃんが脳、脊髄、骨にダメージを負っていることを確認。犯行を認めた母親が乳児虐待致死容疑で逮捕・起訴されていた。


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■理解に苦しむ動機

10代で母親になった女の子たちが、「こんなに育児が大変だと思わなかった」と弱音を吐くことはある。しかしその母親の犯行動機は、それと似ているようで少し異なるものだった。

暴力的な父親からの激しいDVが続き、愛情をみじんも感じられない環境で育った被告人。彼女は優しい男性との出会いと妊娠で、自分もついに幸せになれると思い、膨らむ期待のなかで出産した。

しかし大変な育児に堪えられず我が子を殺害。そこで彼女は、自身の望みが「自分を守り、自分が幸せになる」ことであって、「子供を」ではなかったことを悟ったという。

■劣悪な家庭環境も原因か

育児は寝不足との闘いでまさに重労働。夢や期待だけで頑張りきれるものではない。しかし被告人は、それを教えてくれるような両親に恵まれなかった。

裁判で検察側は終身刑を求めているが、弁護人は「それでは重すぎる」と猛反発している。幼い頃からの虐待や劣悪な家庭環境は、女の子の精神面に長期にわたり悪影響を及ぼすことが多い。

被告人の暗い生い立ちがどこまで裁判に影響するものか、そちらにも注目が集まっている。


■両親は選べないが…

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,371名に調査したところ、およそ6人に1人が「毒親」に虐げられながら育ってきた、という自覚があることがわかった。

毒親

忘れてしまいたい忌まわしい思い出も多々あることだろう。しかし、それに潰されてしまってはならない。「親を見返してやる」という気持ちで、よく勉強し、自分のための人生をしっかりと歩んでほしい。


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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ



【調査概要】

方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2015年11月20日〜2015年11月24日 

対象:全国20代〜60代の男女1,371名(有効回答数)

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