中四国で記録的短時間大雨情報が相次ぐ 大規模冠水や土砂災害に警戒

2020年9月11日(金)15時10分 ウェザーニュース

2020/09/11 15:09 ウェザーニュース

南から暖かく湿った空気が強く流れ込んでいる中国、四国は、大気の状態が非常に不安定です。異なる向きの風が集まる所では雨雲が発達し、局地的に雨が強まっています。
今日午前から昼過ぎにかけて、高知県黒潮町や愛媛県愛南町、宇和島市、島根県松江市で1時間に100mmを超えるような雨が降ったと見られ、気象台は相次いで記録的短時間大雨情報を発表しました。
活発な雨雲が次々に通過した高知県では特に雨量が多く、四万十町・窪川は15時までの12時間雨量が263.5mmに達しています。

夕方にかけて引き続き激しい雨に警戒

11日(金)夕方の雨の予想

中四国で雨雲の発達しやすい状況は夕方にかけて続く予想で、局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降るおそれがあります。また、活発な雨雲の周辺では落雷や竜巻などの突風も発生しやすくなる見込みです。
活発な雨雲は近畿から北陸や関東北部、東北など東にも広がり、激しい雨のエリアは拡大する可能性があります。短時間の強雨による道路冠水や中小河川の急な増水、落雷、突風などに引き続き警戒をしてください。

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