雷が頻発の北日本、北海道ではアラレやヒョウも

2021年9月12日(日)14時28分 ウェザーニュース

2021/09/12 14:26 ウェザーニュース

今日12日(日)は上空に寒気を伴った低気圧からのびる前線が北海道から東北を通過して、所々で激しい雨を降らせています。北日本は大気の状態が非常に不安定で、雷も頻発している状況です。北海道ではアラレやヒョウが降っているところもあります。

落雷による停電や突風に要注意

12日(日)14時15分頃 北海道夕張郡由仁町

14時現在、北海道から東北北部日本海側を寒冷前線が通過中です。
北日本の上空約5,500m付近には–15℃〜−12℃という、この時期としては強い寒気が流れ込んでいます。気圧の谷の接近も加わって大気の状態が非常に不安定になり、青森県・市浦では13時50分〜14時までの10分間で10mm(1時間に換算すると60mm)の激しい雨を観測しました。
周辺では雷も頻発しており、北海道ではアラレやヒョウが降っているところもあります。
雨雲には動きがあるため、同じ場所で長時間激しい雨や落雷をもたらすことはないと見ていますが、北海道の日本海側は夕方にかけて、オホーツク海側や太平洋側、東北北部は夜にかけて注意が必要です。道路の冠水や落雷による停電、竜巻などの突風にも十分注意してください。
前線が通過したあとも、北海道は明日13日(月)にかけて低気圧の影響で強い雨や風のおそれがあります。一旦雨が止んでも油断は禁物です。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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