「日本一早い紅葉」大雪山旭岳で色付き進む 散策時は寒さ対策を
2024年9月15日(日)13時0分 ウェザーニュース
2024/09/15 11:52 ウェザーニュース
日本一早い紅葉として有名な北海道の大雪山系では、早くも紅葉の色付きが進んでいます。大雪山旭岳(姿見の池付近)ではウラジロナナカマドの紅葉が進み、全体の4割が色付いています。
全体の4割が紅葉
北海道は9月中旬になって前線の北側に入り、朝晩の気温が下がり始めました。この冷え込みで紅葉の色付きが進み、大雪山旭岳の山肌は鮮やかな紅葉で染まり始めています。
「日本一早い紅葉」と言われる大雪山旭岳ロープウェイの担当者によると、散策路内のウラジロナナカマドやチングルマの紅葉が進み始めているとのことです。
大雪山旭岳(姿見の池付近)では9月13日時点で、全体の4割が色付き始めています。
朝晩の寒さで色付きが進む見込み
紅葉の色付きは朝晩の冷え込みによって促進されます。この後の旭岳周辺の都市の気温を見ると最低気温は15℃を切る日が多く、山の上では一桁台〜氷点下の寒さが続く予想です。
次の週末は、冷たい空気が流れ込んで冷え込みが強まる見込みです。
朝晩の冷え込みによって紅葉の色付きは着実に進み、見頃のエリアはさらに拡大していきます。大雪山旭岳(姿見の池付近)では9月下旬にかけて見頃の紅葉を楽しめる予想です。
例年、大雪山・旭岳では9月中旬〜10月上旬に初冠雪が観測されます。散策の際は、防寒防風対策や登山靴の準備などを万全に行なってください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
参考資料など
大雪山旭岳ロープウェイ https://asahidake.hokkaido.jp/ja/