「make the best of 〜」と「make the most of 〜」、ビジネスで使うなら、どっち?

9月16日(月)6時0分 ダイヤモンドオンライン

「英語が全然話せない」「皆の会話に入れない」「会議で一言も発言できない」。ネイティブを前にしたとたん、「英語が通じない」と悩む日本人は多くいます。一方で、日本人と同じく、英語でハンディがあるはずの非ネイティブは、うまくやっています。なんと、ビジネス英語には、非ネイティブが身につけるべき「絶対ルール」が存在したのです。

1年2ヵ月売上ゼロで窮地に追い込まれた著者が、今ではネイティブを部下に持ち、15か国以上の外国人プロフェッショナルをマネージするきっかけとなった、非ネイティブが実践しているテクニックを『非ネイティブエリート最強英語フレーズ550』にまとめました。学生時代に学んだ単語でじゅうぶん。使えるフレーズを多用し、ポジティブで丁寧な言い回しを意識すれば、英語での会話は怖くありません。「こんなとき、なんて言えば?」があっという間になくなるキーフレーズを中心に紹介します。


「make the most of 〜」で

同僚や部下、自分自身も鼓舞できる


「make the most of 〜」(〜を最大限に活用する)は非ネイティブたちの定番フレーズです。自分に与えられた機会や物などを、最大限に利用するという意味になります。


 たとえば私の部署は、年に1、2度シアトルの米国本社へ出張します。普段はWeb会議でしか会話をしない世界中から集まった同僚や、本社のエグゼクティブらと直接交流が持てる絶好の機会になります。そんな貴重な機会を迎える同僚に、「I hope you make the most of your business trip.」(出張を最大限に活かすことを願っています)のフレーズで、出張を最大限活用してほしいという気持ちを込めてエールを送っています。


 また仕事の場では、「We need to make the most of every opportunity.」(私たちはあらゆるチャンスを最大限に活かす必要があります)のフレーズで、同僚や部下を鼓舞する言葉として使えます。


 そして、チームで成果をあげたときは、「Everyone made the most of every opportunity.」(皆があらゆるチャンスを最大限に活かしました)と、チームの努力を広くアピールするフレーズとして活用できるのです。


「make the best of 〜」と

「make the most of 〜」の違い


 ちなみによく似た表現のフレーズとして「make the best of 〜」があります。辞書では「〜を最大限に活用する」と紹介されていますが、英語のニュアンスは違います。「make the most of 〜」のほうは、前述したように「与えられた機会や物を、最大限に活用する」ですが、「make the best of 〜」は「不利な条件下のなかで、最大限に活用する」ときに使われています。


 つまり「make the best of 〜」のほうは「マイナスの状況下」にあるのにもかかわず、その中でベストを尽くしているわけです。対して、「make the most of 〜」は別段「マイナス環境下」ではなく、与えられたチャンスや物を、最大限に活かそうとします。こう比べてみると、「make the best of 〜」のほうが「努力アピール」を含んでいるニュアンスを感じます。


「〜を最大限に活用する」という言葉は、日本語ではさほど多用しません。ポジティブが基本のグローバル社会では「make the most of 〜」を使って、「最大限に活用」という表現をわざわざ入れ込みます。


 チームに声をかけるときでも、「Let's make the most of it.」(その機会を最大限に活かして成果を出していこう=最善を尽くして頑張ろう)といったフレーズでポジティブな発言をしているのです。


「make the most of 〜」を使って、職場の「ムードメーカー」としてまわりの人たちをポジティブにモチベートして巻き込んでいきましょう。





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