北海道は広範囲で10℃未満の涼しさに 晴れて放射冷却が強まる
2024年9月16日(月)9時0分 ウェザーニュース
2024/09/16 09:00 ウェザーニュース
今日9月16日(月)の朝は北海道で気温が低くなりました。稚内市のアメダス沼川では最低気温が3.6℃まで下がり、この夏以降で初めて5℃を下回り2.1℃を記録した一昨日に次ぐ涼しさとなりました。
ウェザーニュースアプリの集計では、北海道ではおよそ半数の人が「寒い」と回答しました。
各地で寝苦しい夜に
夕方から翌日の朝までの最低気温が25℃以上になる夜のことを熱帯夜といいます。昨日から今日にかけては関東〜沖縄にかけての広範囲で最低気温が25℃以上の熱帯夜になりました。
一方、秋雨前線の北側にあたる東北北部や北海道は最低気温が20℃以下の所が多く、北海道では広範囲で最低気温が1桁台にまで低下しています。8地点では5℃未満となりました。
札幌(12.0℃)、小樽(12.5℃)、苫小牧(10.5℃)、室蘭(13.3℃)、帯広(9.8℃)、函館(12.1℃)など、各地で今季最低気温の記録を更新していて、いずれも9月下旬並みの最低気温です。
ウェザーニュースアプリのユーザー投稿を集計すると、5時〜8時の間に寄せられた425件の投稿のうち、寒いという投稿が49%、涼しいという投稿が40%、ちょうどいいという投稿が10%、暑いという投稿は0通、いずれにもあてはまらないという投稿が1%でした。涼しい〜寒いという投稿で89%を占めました。
昼間は昨日よりも気温上昇 気温差注意
昨夜は晴れて放射冷却現象が強まったため各地で気温が低くなりましたが、昼間は日差しの効果で気温が上がり、昨日よりも気温が高くなる予想です。
最低気温と最高気温の差、日較差は多くの地点で10℃以上となり、所によっては20℃前後になる所もありそうです。この時期らしく朝晩と昼間の寒暖差が大きくなるため、体調管理に十分注意してください。三連休で北海道を訪れている方は特に注意が必要です。