台風18号、東北・北海道へ=九州と四国縦断、近畿を北上—不明者も、大雨暴風警戒

9月17日(日)23時15分 時事通信

 大型の台風18号は17日午前11時半ごろ、鹿児島県南九州市付近に上陸し、同県や宮崎県を縦断して沖合に抜けた。午後5時ごろ高知県宿毛市付近に再上陸して四国も縦断し、午後10時ごろには兵庫県明石市付近に進んだ。18日は北陸から東北、北海道の日本海側か沖合を北上する見込み。気象庁は大雨や暴風、高波に厳重に警戒するよう呼び掛けた。鉄道の運休や航空便の欠航も広がった。
 大分、宮崎、愛媛、高知、兵庫、京都、三重各府県で猛烈な雨が降り、17日午前から午後にかけて大分県の佐伯市と津久見市で1時間雨量が110〜120ミリ、夜には兵庫県たつの市で約110ミリ、京都府京丹後市で約90ミリとの記録的短時間大雨情報が相次いで発表された。高知県・室戸岬では午後5時40分すぎに最大瞬間風速47.8メートルを観測した。
 大分県豊後大野市では、田んぼに向かった70代男性が行方不明になった。高知県四万十市でも66歳と84歳の男性がそれぞれ行方不明になっているほか、90代女性が風にあおられ転倒し脚を骨折。香川県では三豊市で裏山が崩れて80代女性と連絡が取れないとの情報があり、坂出市では自転車を押していた男性(64)が転倒し、頭蓋骨骨折の重傷を負った。
 大分県では各地で河川が氾濫するなどし、冠水被害が発生。臼杵市は約3万7000人、津久見市は約1万8000人に避難指示を出した。佐伯市も約7万3000人に避難指示を出したが、17日夜に解除した。大雨の中心は九州から四国、中国、近畿へ移り、各地に土砂災害警戒情報が出された。
 18号は17日午後11時、福井県小浜市付近を時速60キロで北東へ進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル。南東側190キロ以内と北西側130キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、半径500キロ以内が15メートル以上の強風域。
 19日午前0時までの24時間雨量は多い所で、北海道250ミリ、東北180ミリ、東海と北陸150ミリ、近畿120ミリ、関東甲信100ミリと予想される。 

[時事通信社]

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