家族「悔しさと無念さ」=拉致被害者救出訴え集会—日朝首脳会談15年・東京

9月17日(日)20時9分 時事通信

 北朝鮮による拉致被害者の救出を訴える「国民大集会」が17日、東京都千代田区で開かれた。北朝鮮が拉致を認めた日朝首脳会談からこの日で15年。被害者家族や支援団体などは、政府に年内救出の実現や北朝鮮との実質的協議を最優先で行うことなどを求める決議を行った。
 集会には約1000人が参加。田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄で拉致被害者の家族会代表を務めている飯塚繁雄さん(79)は、2002年に5人の被害者が帰国してから進展がない状況を指摘し、「悔しさと無念さを強く感じる」と述べた。
 また、「何年かかるのか分からない。年を重ねるごとに待ち切れず、他界された方が何人もいる」と話し、高齢化が進む被害者家族に残された時間は限られていることを強調した。
 横田めぐみさん=同(13)=の両親、滋さん(84)と早紀江さん(81)は体調不良のため欠席し、会場で2人のビデオメッセージが流された。横田夫妻が国民大集会を欠席するのは初めてという。めぐみさんが拉致されてから今年11月で40年となる。
 早紀江さんは「政府にお願いしてありとあらゆることをしてきたが、解決されていない」と話した上で、「40年前、本当に気が狂うように泣き叫んだことをまざまざと思い出す」と振り返った。滋さんは「めぐみちゃんと早く会いたい」と語った。
 拉致被害者で02年に帰国した曽我ひとみさん(58)も出席。母のミヨシさん=同(46)=の帰りを待ち続けているが、「数日前、母の夢を見た。母と一緒に布団を並べて寝たい」と話した。 

[時事通信社]

時事通信

この記事が気に入ったらいいね!しよう

このトピックスにコメントする

拉致被害者をもっと詳しく

PUSH通知

緊急速報ニュース

緊急度や重要度の高いニュースが発生した際にすぐにプッシュ通知を送ります。
通知設定一覧からいつでも解除ができますのでお気軽にご登録ください。

通知設定一覧

BIGLOBE
トップへ