<台風18号>大分で農家の男性不明 九州で男女4人軽傷

9月17日(日)22時11分 毎日新聞

氾濫し、住宅街に浸水する番匠川の支流。大分県佐伯市本匠振興局から撮影=大分県佐伯市本匠で2017年9月17日午後3時ごろ、佐伯市地域おこし協力隊の川野幹雄さん撮影

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 大型の台風18号は17日午前11時半ごろ、鹿児島県南九州市付近に上陸し、中・四国や近畿地方など広範囲を暴風域に巻きこみながら北東に進んだ。九州への台風上陸は7月4日に長崎市付近に上陸した台風3号以来。大分、宮崎両県では局地的な大雨に見舞われ、河川氾濫の恐れがあるなどとして計約13万人に避難指示が出た。大分県豊後大野市では田んぼの様子を見に行った70代の農家男性が行方不明となり、同県臼杵市と大分市、熊本市では土砂崩れに巻き込まれたり転倒したりして60〜90代の男女4人が軽傷を負った。


 津久見市では土砂崩れや倒木で複数の県道が寸断され、市内7地区で313世帯529人が孤立状態になった。


 気象庁によると、台風18号は17日午後9時現在、兵庫県加古川市の南南西約40キロを時速50キロで北東に進んでいる。中心気圧975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル。中心から南東側190キロ以内、北西側130キロ以内は風速25メートル以上の暴風域になっている。


 気象庁は、大分県佐伯市と津久見市で数年に1度程度しか発生しない大雨が観測されたとして「記録的短時間大雨情報」を発表。1時間雨量は▽佐伯市宇目89.5ミリ▽同市剣崎84・5ミリ▽宮崎県国富町81.5ミリ−−などを記録し、いずれも観測史上最多となった。また大分県臼杵市や佐伯市、津久見市、宮崎県延岡市など7市町の約5万9000世帯約13万4000人に避難指示が出た他、福岡、熊本、大分、宮崎、鹿児島の5県で最大約29万6000世帯約63万8000人に避難勧告が出た。


 一方、空の便では同日午後7時現在、日本航空が計234便、全日空が341便で欠航を決めた。JR九州は始発から全ての在来線に加え、九州新幹線の熊本−鹿児島中央間の運転を一時見合わせた。JR西日本も山陽新幹線の広島−博多間で倒木に伴う停電のため運転を一時見合わせた。高速道路も宮崎道、東九州道、大分道などの一部区間で通行止めが相次いだ。【山下俊輔、志村一也】

毎日新聞

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