【台風第18号に関する情報】平成29年9月17日22時33分 気象庁予報部発表

2017年9月17日(日)22時33分 株式会社サニースポット

進路予報図

写真を拡大

平成29年 台風第18号に関する情報 第125号
平成29年9月17日22時33分 気象庁予報部発表


大型の台風第18号や活発な前線の影響により、18日にかけて、西日本から北日本の広い範囲で大荒れとなるでしょう。暴風やうねりを伴った高波、大雨に厳重に警戒してください。


[台風の現況と予想]
 大型の台風第18号は、17日21時には加古川市の南南西約40キロにあって、1時間におよそ50キロの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は975ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心の南東側190キロ以内と北西側130キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 今後、台風は次第に速度を速め、暴風域を伴って17日夜遅くにかけて西日本を通過し、18日は温帯低気圧の性質を帯びながら、北陸地方から北日本の日本海側を発達しながら北東へ進むため、暴風域や強風域が広がり、台風の中心から離れた地域でも、暴風や強風に警戒・注意が必要です。台風は18日夜にはサハリン付近へ進み、温帯低気圧に変わる見込みです。

[防災事項]
<大雨・雷・突風>
 台風や活発な前線の影響で、18日にかけて西日本から北日本の広い範囲で雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。

 19日0時までの24時間に予想される雨量は、多いところで、
  北海道地方      250ミリ
  東北地方       180ミリ
  東海地方、北陸地方  150ミリ
  近畿地方       120ミリ
  関東甲信地方     100ミリ
 です。
 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

<暴風・高波>
 西日本の海上では猛烈な風が吹き、西日本や東日本を中心に、大しけとなっているところがあります。北日本の海上では、台風の接近に伴って、18日は猛烈な風が吹き、大しけとなるところがある見込みです。西日本や東日本でも18日にかけて、非常に強い風が吹き、大しけとなるところがあるでしょう。

 18日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
  東北地方、北海道地方       30メートル(45メートル)
  中国地方             30メートル(40メートル)
  四国地方、近畿地方、東海地方、北陸地方
                   25メートル(35メートル) 
  関東甲信地方           20メートル(35メートル)

 18日に予想される波の高さは、
  北海道地方             8メートル
  四国地方、近畿地方、東海地方、関東甲信地方、東北地方
                    7メートル
  中国地方              6メートル
  北陸地方              5メートル
 です。
 暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。

<高潮>
 西日本から北日本では、台風の影響で潮位が高くなる見込みです。海岸や河口付近の低地では、高潮による浸水や冠水に警戒・注意してください。

[補足事項等]
 今後の台風情報や地元気象台が発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
 次の「台風第18号に関する情報(総合情報)」は、18日5時頃に発表する予定です。

株式会社サニースポット

「台風」をもっと詳しく

タグ

「台風」のニュース

「台風」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ