【台風第18号に関する情報】平成29年9月17日14時11分 気象庁予報部発表

2017年9月17日(日)14時11分 株式会社サニースポット

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平成29年 台風第18号に関する情報 第112号
平成29年9月17日14時11分 気象庁予報部発表


大型の台風第18号は、宮崎市付近を北東へ進んでおり、九州北部地方では、局地的に猛烈な雨が降っています。また、西日本では海上を中心に猛烈な風が吹き、大しけとなっているところがあります。大雨、暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。


[台風の現況と予想]
 大型の台風第18号は、17日13時には宮崎市付近にあって、1時間におよそ30キロの速さで北東へ進んでいます。
 中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径190キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 今後、台風は次第に速度を速め、暴風域を伴って17日夜遅くにかけて西日本を通過するでしょう。台風の接近に伴って、四国付近から本州の南海上にのびる前線の活動が活発になり、18日にかけて西日本から北日本を北上する見込みです。
 18日は、台風が温帯低気圧の性質を帯びながら、東日本から北日本の日本海側を発達しながら北東へ進むため、暴風域や強風域が広がり、台風の中心から離れた地域でも、暴風や強風に警戒・注意が必要です。台風は18日夜にはサハリン付近へ進み、温帯低気圧に変わる見込みです。

[防災事項]
<大雨・雷・突風>
 台風を取り巻く発達した雨雲の影響により、解析雨量では、13時30分までの1時間に、九州北部地方で約100ミリの猛烈な雨となっています。西日本では、17日夜遅くにかけて、局地的に猛烈な雨の降るおそれがあます。また、18日にかけて、西日本から北日本の広い範囲で雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。
 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

<暴風・高波>
 西日本では海上を中心に猛烈な風が吹き、海は大しけとなっているところがあります。台風の影響で、17日は西日本で、18日は北日本で、猛烈な風が吹き、大しけとなるところがある見込みです。東日本でも18日にかけて、非常に強い風が吹き、大しけとなるところがあるでしょう。
 暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。

<高潮>
 西日本から北日本では、台風の影響で潮位が高くなる見込みです。海岸や河口付近の低地では、高潮による浸水や冠水に警戒・注意してください。

[補足事項等]
 今後の台風情報や地元気象台が発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
 次の「台風第18号に関する情報(総合情報)」は、17日17時頃に発表する予定です。

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