ツール・ド・東北、安全確保し被災地・宮城で開催

9月17日(日)18時13分 TBS


 震災からの復興を支援するサイクリングのイベント「ツール・ド・東北」。今年で5回目を迎えましたが、被災地での開催だけに万が一、イベント中に地震が起きた場合などの備えにさまざまな工夫がこらされています。
 「実際に宮城県気仙沼市から石巻市へのコースを走りながら、被災地で開催されるイベントの裏側を取材します」(福島隆史記者)
 「頑張ってください」(応援する子どもたち)

 ツール・ド・東北のキャッチフレーズは、「応援してたら、応援されてた」。沿道の住民からの盛んな声援。そして、東北の海の幸やスイーツも参加者にとって大きな楽しみです。一方で、壊れたままの鉄橋や津波に襲われた建物を目の当たりにすると、被災地を走っていることをあらためて実感させられます。

 コース上で誘導するスタッフは、万が一、地震や津波が発生した場合、避難所への行き先を示したり発煙筒に点火したりして、安全確保を手助けすることになっています。

(Q.大事なお仕事ですね?)
 「いざ何かあったら大変だよね。責任重大じゃないですか」(誘導するスタッフの男性)

 「コース自体が、完全に被災地、津波で被害のあった沿岸部を走る。やはり、一番怖いのは地震・津波」(ヤフースポーツ事業推進室長「 ツール・ド・東北」事務局長・足達伊智郎さん)

 主催者のヤフーは、IT企業の強みを生かして、災害発生時に参加者にメールを一斉送信し、無事かどうか回答してもらう安否確認サービスを採用しています。今年はさらに、参加者の自転車に装着する新しいツールが導入されました。

 「こちらが参加者全員に配られた反射板です。蓋を取りますと、中には小型の電波発信機が入っていて、これを使って参加者がスタートしたか、ゴールしたかを確認するとともに、いざという時には安否確認にも利用するということです」(福島隆史記者)

(Q.この取り組みについてどう思う?)
 「すごく大事だと思う。ここまでしっかりしたものはない」(参加者)

 被災地の代表的なイベントに成長しつつある「ツール・ド・東北」。それだけに、安全管理は「決して手を抜くことができない」といいます。

 「被災地で復興支援のイベントとして(自転車)ライドイベントをやって、大きな事故を起こしてしまったら(イベントを)続けることはできない。これは相当いつもプレッシャー。とにかく『安全第一』」(足達伊智郎さん)

 次々とゴールする参加者たちの笑顔の陰で、被災地のイベントならではのさまざまな努力や工夫がありました。(17日17:08)

TBS

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