<台風18号>西日本で3人不明、13万人に避難指示

9月18日(月)0時40分 毎日新聞

台風で冠水した大分市内の道路での排水作業=大分市津留の市道で2017年9月17日午後1時30分、田畠広景撮影

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 大型の台風18号は17日、鹿児島県南九州市付近に上陸し、中・四国と近畿地方の広範囲を暴風域に巻き込みながら北東に進んだ。猛烈な雨に見舞われた大分、宮崎両県では計約13万人に避難指示が出て、大分県豊後大野市では田んぼの様子を見に行った70代の男性が行方不明となった。毎日新聞の調べでは午後11時現在、西日本で少なくとも17人が負傷し、香川県三豊市では住人がいたとみられる民家が土砂崩れで倒壊し、救出作業が続いている。高知県四万十市でも船の様子を見に行くなどした男性2人が行方不明となった。気象庁は地盤が緩くなっている恐れがあるとして土砂災害への警戒を呼びかけている。


 気象庁によると、台風18号は四国を縦断して17日午後10時ごろ、兵庫県明石市付近に再上陸した。同11時現在、中心気圧980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速30メートル、最大瞬間風速45メートル。京都府京丹後、宮津両市と兵庫県たつの市などでは数年に1度の大雨が降ったとして「記録的短時間大雨情報」が発表された。1時間雨量は兵庫県姫路市と三重県尾鷲市で91ミリ、高知県四万十町と愛媛県新居浜市で86.5ミリを記録。大分県佐伯市の89.5ミリと宮崎県国富町の81.5ミリは観測史上最大となった。


 香川県では約46万人に避難勧告が出された。近畿では、京都府の綾部市と与謝野町で計約3800世帯の約8500人に避難指示が出たほか、少なくとも9700世帯の2万5700人に避難勧告が発令された。


 けが人も出ている。兵庫県加古川市と大阪府吹田市ではそれぞれ60代女性が強風で転倒し、右足を骨折した。鉄道や船、飛行機も運休や欠航が相次ぎ、山陽新幹線は倒木の影響で一部区間が停電し、広島−博多間で運転を一時見合わせた。


 台風18号は速度を速めながら、18日午前中に北陸から東北地方の日本海側を経て北海道に進む見込み。【池田知広、山下俊輔】

毎日新聞

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