【令和4年 台風第14号に関する情報】令和4年9月18日17時21分 気象庁発表

2022年9月18日(日)17時21分 株式会社サニースポット

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令和4年 台風第14号に関する情報 第79号
令和4年9月18日17時21分 気象庁発表

大型で非常に強い台風第14号は、19日にかけて九州にかなり接近し、上陸するおそれがあります。鹿児島県では、暴風や波浪、高潮の特別警報を発表しています。暴風や高波、高潮に最大級の警戒をしてください。また、宮崎県に大雨特別警報を発表しています。土砂災害に最大級の警戒をし、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。なお、九州南部と四国地方では19日午前中にかけて、九州北部地方では19日日中にかけて、中国地方では18日夜から19日にかけて、近畿地方では19日には、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。


[台風の現況と予想]
 大型で非常に強い台風第14号は、18日16時には佐多岬付近にあって、
1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は930
ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで中心の北東側260キロ以内と南西側185キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 九州南部・奄美地方や九州北部地方では、風速25メートル以上の暴風域に入っている所があります。台風は19日にかけて、九州にかなり接近し、上陸するおそれがあります。その後、次第に進路を東よりに変えて、20日にかけて本州付近を北東へ進むため、西日本から北日本の広い範囲で台風の影響を受けるおそれがあります。
 
[防災事項]
<暴風・高波>
 九州南部・奄美地方や九州北部地方では、海上中心に猛烈な風が吹き、猛烈なしけとなっている所があります。
 西日本では20日にかけて暴風となり、特に九州南部・奄美地方と九州北部地方を中心に19日にかけては、一部の住家が倒壊するおそれもある猛烈な風が吹く見込みです。また、西日本ではうねりを伴って猛烈なしけとなり、
東日本や北日本でも大しけとなる所があるでしょう。
 18日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
   九州南部、九州北部地方  45メートル(65メートル)
   奄美地方         35メートル(50メートル)
   四国地方         25メートル(35メートル)
   中国地方         23メートル(35メートル)
   近畿地方         20メートル(30メートル)
 19日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
   九州北部地方       45メートル(60メートル)
   九州南部、中国地方    40メートル(60メートル)
   四国地方、近畿地方    30メートル(45メートル)
   北陸地方、東海地方    25メートル(35メートル)
   奄美地方         23メートル(35メートル)
 20日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は
   中国地方、近畿地方 30から40メートル(40から60メートル)

   四国地方、東海地方、北陸地方、東北地方
             25から29メートル(35から45メートル)

   九州北部地方、関東甲信地方、北海道地方
             20から24メートル(25から35メートル)

の見込みです。
 18日に予想される波の高さは、   
   九州南部             14メートル
   九州北部地方、四国地方      12メートル
   奄美地方             10メートル
   近畿地方              9メートル
   東海地方              7メートル
   沖縄地方              6メートル
   関東甲信地方            5メートル
 19日に予想される波の高さは、
   九州南部、九州北部地方、四国地方 12メートル
   近畿地方             10メートル
   奄美地方、中国地方、東海地方    8メートル
   沖縄地方、北陸地方、関東甲信地方  5メートル
 20日に予想される波の高さは
   中国地方、近畿地方         8メートル
   九州北部地方、四国地方、北陸地方、東海地方、東北地方
                     7メートル
   関東甲信地方、北海道地方      6メートル
の見込みです。
 鹿児島県に暴風特別警報、波浪特別警報を発表しています。暴風や高波に最大級の警戒をしてください。九州南部・奄美地方と九州北部地方では、不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。九州北部地方での、暴風や波浪の特別警報を発表する可能性は小さくなりましたが、引き続き、厳重な警戒が必要な状況は変わりません。
 また、西日本では、うねりを伴った高波に厳重に警戒し、東日本や北日本でも、暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。
 
<大雨・雷・突風>
 九州南部では、線状降水帯による非常に激しい雨が降っている所があり、土砂災害や洪水害の危険度が非常に高まっている所があります。特に、宮崎県では記録的な大雨となっており、これまでに経験したことのないような大雨となっています。何らかの災害がすでに発生している可能性が高く、警戒レベル5に相当します。命の危険が迫っているため直ちに身の安全を確保しなければならない状況です。
 台風周辺や台風本体の発達した雨雲により、19日にかけて西日本や東日本の太平洋側を中心に猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。その後、20日には北日本でも大雨となるおそれがあります。
 19日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
  四国地方          500ミリ
  九州南部、九州北部地方   400ミリ       
  東海地方          300ミリ
  中国地方、近畿地方     250ミリ
  関東甲信地方        200ミリ
  奄美地方          120ミリ
  北海道地方         100ミリ
 その後、20日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
  近畿地方、東海地方、関東甲信地方
                  200から300ミリ
  四国地方、中国地方、北陸地方、北海道地方
                  100から200ミリ 
  東北地方            100から150ミリ
の見込みです。
 線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
 宮崎県に大雨特別警報を発表しています。九州南部では、土砂災害に最大級の警戒をし、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒をしてください。また、九州北部地方でも記録的な大雨となり、大雨特別警報を発表する可能性があります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
 その他の西日本、東日本や北日本でも、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

<高潮>
 台風の接近に伴い、西日本では20日にかけて、潮位が高くなり、警報級の高潮となる見込みです。高潮や高潮と重なり合った波浪による浸水に厳重に警戒してください。鹿児島県に高潮特別警報を発表しています。高潮に最大級の警戒をしてください。
 九州北部地方での、高潮特別警報を発表する可能性は小さくなりましたが、
引き続き、厳重な警戒が必要な状況は変わりません。

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