慶応大「20億円詐欺」疑惑を名誉教授が告発

9月19日(水)16時0分 文春オンライン

 慶応大学医学部の肝いりで、この10年間研究開発が進められてきたBMI治療器。「NHKスペシャル」などでも紹介され、脳卒中などで麻痺を来した患者を回復させる「夢のリハビリ機器」ともいわれる同治療器を巡り、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)、文部科学省、AMED(日本医療研究開発機構)、厚生労働省に研究不正に関する告発状が出されていることが、ジャーナリストの森省歩氏と週刊文春の取材で判明した。



BMI療法に取り組む慶応病院 ©文藝春秋


 連名で告発している2名のうちの1人は、慶応大学名誉教授の千野直一医師(79)。このほど、自らが告発状を出したことを初めて取材に明かし、母校の弟子たちを告発するに至った経緯や、治療器の「効果捏造」が疑われる理由を語った。




 同治療器をめぐっては、文科省、厚労省、内閣府、NEDOなどから過去10年間の総額で20億円を超える公的研究費が支給されている。


 慶応大学側は、週刊文春の取材に「公的機関が(告発状の)文書を受理していることについては、一部把握しており、現在調査中です」と回答した。


 9月20日(木)発売の「週刊文春」では、今回の疑惑の中心人物である慶応大学医学部教授との一問一答などの詳細が掲載される。



(「週刊文春」編集部/週刊文春 2018年9月27日号)

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