南シナ海で台風15号(ソーリック)発生 今月5つめの台風発生
2024年9月19日(木)10時41分 ウェザーニュース
2024/09/19 10:40 ウェザーニュース
9月19日(木)9時、南シナ海のトンキン湾で発達中の熱帯低気圧が台風15号(ソーリック)になりました。
▼台風15号 9月19日(木)9時
中心位置 トンキン湾
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 西 30 km/h
中心気圧 992 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
今後は南シナ海を西進し、ベトナム方面に進む見込みです。日本への直接の影響はありません。
9月は台風の接近が多い時期
平年の台風発生数
台風の発生は、15日(日)に発生した台風14号以来4日ぶりで、今月に入ってから5つめです。
台風発生数の平年値を見ると、9月は平均5.0個で8月に次いで台風の発生が多い時期です。一方、台風の接近数の平年値は3.3個と8月と同値、台風の上陸数の平年値は1.0個と9月が年間トップです。
本格的な台風シーズンですので、台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。
台風の名前
北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風15号の名前「ソーリック(Soulik)」はミクロネシアが提案した名称で、伝統的な部族長の称号からとられています。